タイトル「ブックトーク in T 小学校 1」の中で「十三等分の時計の秘密」という本を
紹介しました。この本をお貸しした中学生から返事をいただきました。
《・・・略
理由は特にわからないのですが、ずっとこの本のことが引っかかっていたので、(読んで)
すっきりしました。あらためて読んでみて感じたことは、”恐い”でした。
私が読んだ本の中で主人公が全く救われないまま終わり、なおかつそれがくり返されるという
のは覚えている中ではありません。この本はこれからも忘れないと思います》
読書家の彼女の読書範疇からはみ出た本だったようです。実は私でもこの本を最初に読んだとき
には衝撃をうけたものです。でも若いときに読んでおけば良かった本というネット上の意見もあり、
若さそのもののAさんには良い読書の経験になってくれたものと信じています。