二人の高校生がいます。
一人はTS君、高校2年生、もう一人はEKさんやはり高校2年生。
この2人昔文庫の利用者でした。
まずTS君のおはなしです。
TS君は高井戸に引っ越してきた小学2年生から文庫にきていました。すごく熱心に来るでもなく、でも間が空いてもまた必ずやってくるのです。あまり来なくなった高学年になったとき、小学校の図書室で会ったら「僕 図書委員やってるんです」ん ん いいね~ なんか生き生きみえました。
やがて中学、そして今高校生、ずいぶん大人っぽく、もちろん身長は大人と同じ、そしてイケメンになりました。先日道で学校帰りのS君に会って、はなしをしながら歩いていました。でも気づいたら背が高く、足も長いS君は私に合わせて超ゆっくり歩いていたのです。「S君先に行っていいよ」と言うと「じゃ」と言って先に歩いていきました。あっという間にS君の家に行く曲がり角に着きました。すると振り向いて私に会釈して曲がって行きました。やさしい子に育ったな!となんだか孫のように思ってしまいました。
そのS君は中学になってもたまに文庫に来てくれていました。
試験が終わった時はいいのですが、試験の直前だと「あっ いけね!うちに帰らないと、ばれちゃう」とあわてて帰っていきます。
そして高校生になった今、いまだに文庫を訪ねてくれるのです。
たまにですが「渋川さんの顔見に来ました」と寄ってくれます。
以前はお気に入りの「こち亀」の漫画をのんびり読んでいましたが、最近は忙しいらしくほんの短い間ですが、寄ってくれます。すごーくすごーく嬉しくなっちゃう私です。
2018年7月4日水曜日
光のミニ実験イベント
家の電気や太陽の光が虹色に見える光のミニ実験をしました。
回折格子(かいせつこうし)という透明なフィルムを通して光を見ると、不思議なことに白い光が虹色に見えるんです。
子どもたちは部屋の電気が虹色に見えるのでビックリ!
「電気や太陽の光はほんとは虹色なんだけど、全部混ざると白になるんだよー。この不思議なフィルムを通すと、混ざった光が分かれて虹色になるんだ。」とお話しました。
赤と青と緑のLEDライトを一か所に当てると白い光になる実験もすると、子どもたちは「ふーん。」という感じで興味津々に見てくれましたよ。
最後に、紙コップと不思議なフィルムを使って工作しました。
これを使ってテレビを見ると、赤と青と緑の光が浮き上がるんです!じつは、テレビは赤と青と緑の3色の光だけでできています。
最後にみんなで工作したものを使って、テレビを見ると「赤と青と緑が見えるー。」という声がたくさん聞こえました。
光のミニ実験は、2歳から小学生まで、みんながワイワイ楽しみながら光について学べました。
参考図書:よあけ ゆうやけ にじやオーロラ (かこさとしの自然のしくみ 8
地球のちから えほん) 絵と文 かこさとし 農文協 2005
回折格子(かいせつこうし)という透明なフィルムを通して光を見ると、不思議なことに白い光が虹色に見えるんです。
子どもたちは部屋の電気が虹色に見えるのでビックリ!
「電気や太陽の光はほんとは虹色なんだけど、全部混ざると白になるんだよー。この不思議なフィルムを通すと、混ざった光が分かれて虹色になるんだ。」とお話しました。
赤と青と緑のLEDライトを一か所に当てると白い光になる実験もすると、子どもたちは「ふーん。」という感じで興味津々に見てくれましたよ。
最後に、紙コップと不思議なフィルムを使って工作しました。
これを使ってテレビを見ると、赤と青と緑の光が浮き上がるんです!じつは、テレビは赤と青と緑の3色の光だけでできています。
最後にみんなで工作したものを使って、テレビを見ると「赤と青と緑が見えるー。」という声がたくさん聞こえました。
光のミニ実験は、2歳から小学生まで、みんながワイワイ楽しみながら光について学べました。
参考図書:よあけ ゆうやけ にじやオーロラ (かこさとしの自然のしくみ 8
地球のちから えほん) 絵と文 かこさとし 農文協 2005
2018年7月1日日曜日
2つの「相棒」
一つ目の「相棒」は
「ぼくの相棒は大好きな一冊」は2018年杉並区子ども読書月間標語募集で大賞に選ばれた東誠一郎さん(当時:高井戸第二小6年生)の作品です。
6月は子ども読書月間です。
二つ目の「相棒」は
「ぼくの相棒は大好きな一冊」は2018年杉並区子ども読書月間標語募集で大賞に選ばれた東誠一郎さん(当時:高井戸第二小6年生)の作品です。
6月は子ども読書月間です。
6月中は杉並区の各図書館にこのポスターが貼ってありました。 このポスターをいただいてバンビぶんこにも 貼ってあります。 |
【 「相棒」 大村華穂さん(当時:松溪中1年)
私にとって本はいつもそばにいる「相棒」みたいなものです。相棒は、ミステリー、ファンタジーなどいろいろで、私の気分までころころ変わるのです。相棒のそんな魅力に気づかせてくれたのは、家の前にある「バンビぶんこ」でした。
幼いころから通っていた文庫はいつもあたたかく優しく迎えてくれてまるで第二の家でした。小さい頃は胸が弾むようなわくわくする相棒、大きくなるにつれて胸があたたかくなる相棒、ハラハラドキドキする相棒などをたくさん見せてもらって、人の気持ちを変えていく相棒たちに魅了されていきました。特に小学二年の時に出合った「マチルダは小さな大天才」は、場面場面でいろんな感情が表現されていて、まるで私がこの物語の中にいて、その出来事を実際に見ているような気分でした。その頃から相棒は、自分が本の中に入っているように錯覚させるほど驚異的な魔法も使えるのだと知りました。
文庫で、数えきれないほど、それこそ千以上、の相棒に出会いました。それらの相棒たちがいたので今の私がいるのです。バンビぶんこ四十年の歴史の中に私の名前があるのを誇りに思います。中学生になり文庫にあまり通うことができなくなり、忙しくて本をあまり読めなくなっています。でも、今までの相棒のこと、バンビぶんこのことが私の記憶の中に一生残ることでしょう。】
*これは杉並文庫・サークル連絡会の創立40周年記念誌「すぎなみ文庫のあゆみ」の
バンビぶんこの項に掲載した文です。
登録:
投稿 (Atom)