こわ~いおはなし
怖いはなし大好きという子と嫌だという子がいます。
ここであまり怖いはなしはするのをやめて、
「面白くてちょっとだけこわ~い?はなしをします」と言って私が話したのは
「おばけ学校の三人の生徒」おはなしろうそくに出ている松岡享子さん作のおはなしです。これならこわいはなし苦手な子どもでも大丈夫、無事に話し終わりました。
終わるなり一人の子どもが前に出てきて、「校長先生・・・・」と最後のところを真似して話し始めました。お話がとっても面白かったらしく、すぐにすじを覚えてみんなの前で話しました。
「もっとはなして」という声に「メリーさんの電話」「学校の怪談」などをはなしていると、だんだん子どもたちも競って話し始めました。子どもたちは結構こわい(ような)はなしを知っていて、自分で話すのが面白かったようです。
「夏だからこわいおはなし」と安易に考えたのですが、このおはなし会で子どもたちは「おはなしをきく、おはなしをする」ということに、とっても興味をもったようでした。
おはなしの力のすばらしさを感じ、これから子どもたちがもっともっとおはなしに関心を持ってくれるといいなと思いました。