2022年3月31日木曜日

ウクライナ・・・平和を思う心の繋がり

 バンビぶんこブログの読者の友人のYIさんからメッセージをいただきました。掲載させていただきます。


 

今、ウクライナの平和を願う時に、バンビぶんこのブログで紹介された本を

読むことにしました。

 

近くの図書館で「へいわってすてきだね。」を読んでいると、

見知らぬ幼稚園児らしい男の子から「何の本を読んでいるの?」と

たずねられました。

 

「今戦争がはじまったよね。早く終わってほしいから平和になる本を読んでいるの」と答えました。そして「一緒に読もうか?」と声をかけました。

              

         「へいわってすてきだね」安里有生詩 長谷川義史画

                   ブロンズ新社


長谷川義史さんの画風、色彩に魅了された初老のお婆さんが子ども椅子に

すわり、絵本を何冊も積み上げて読んでいる姿から、不思議の世界に誘われたのかも知れません。


 

年の離れた、見知らぬ二人が図書館で出会い、平和の本を読み

優しくなれる虹を見つけました。

 

「黒い世界。戦争で亡くなる人泣いて悲しんでいる人を見たくないよね。」と

たずねるとと男の子は、うなずきました。

丸い地球上で皆がしあわせになるために何かできることをしなければと、、、


 

二人で読み終えた時、平和な時間を分かち合い優しい気持ちになりました。

世界中の人たちが平和であってほしいと。

 

見知らぬ二人は、一冊の絵本で平和を願う心が繋がりました。

 

 

2022年3月30日水曜日

お花


 

テレビで毎日戦争の殺戮場面を見せられています。気分が悪くなる人もたくさんいると聞きます。


それでは素敵なお花の画像で癒してもらいましょう。




2022年3月25日金曜日

絵本:ウクライナとロシア そしてへいわとは?




 

ウクライナとロシアの問題に心を痛めています。

文庫でこれらの国の絵本を展示するのを躊躇していましたが、結局こんな感じで目立つ場所に面だしで並べました。

ウクライナの絵本として有名になった「てぶくろ」今さらながら素晴らしい絵本ですよね。

わらのうし」「セルコ」もウクライナの昔話。お話しも絵も陽気でおおらかな感じでもともと好きな絵本で、読み聞かせにも使っていました。

絵本の差別はしたくないので、

ロシアからは「3びきのくま」(トルストイ文) 「おおきなかぶ」両方とも子どもの本としてはあまりにも有名ですね。


私は戦争は絶対にしてはいけないと思っています。子どものための戦争反対の本もいくつか揃えています。でも戦争のことが話題になる8月は毎年文庫は夏休みなので、これらの本はなかなか日の目を見ることがありません。

そこで今回いくつかを出してみました。子どものための憲法の本も出しました。

さて子どもたちの反応は?



         てぶくろ   ウクライナ民話

                エウゲーニ・M・ ラチョフえ うちだりさこやく

                福音館書店



 

        セルコ ウクライナの昔話
           内田莉紗こ文 ワレンチン・ゴルディチューク絵
                            福音館書店

        
          
          わらのうし  ウクライナの昔話
         内田梨沙子文 ワレンチン・ゴルディチューク絵
                        福音館書店




        3びきのくま   トルストイ

                 バスネツォフェえ おがさわらとよきやく

                 福音館書店


       


          ヴェ・ヴィクトロフ 原作 / イ・ベロポーリスカヤ 原作 / 加古 里子 文・絵 

                               福音館書店

                 原作はロシア人ですが、文と絵が加古里子さん

    

      

      おおきなかぶ  ロシアの昔話
       

           A・トルストイ 再話 / 内田 莉莎子 訳 / 佐藤 忠良 画  福音館書店

       



今回展示したのは以下の子どもに読んでもらいたい戦争や平和の本です。


へいわってすてきだね」安里有生詩 長谷川義史画 ブロンズ新社

なぜ戦争はよくないか 」 アリス・ウォーカー文 ステファーノ・ヴィタール絵 長田弘訳

                                        偕成社

だれのこどももころさせない」西郷南海子文 浜田桂子絵 安保関連法に反対するママの会協力

                                    かもがわ出版

へいわってどんなこと」浜田桂子作 童心社

せんそうしない」たにかわしゅんたろうぶん えがしらみちこえ 講談社

わたしの「やめて」」戦争と平和を見つめる絵本  文・自由と平和のための京大有志の会声明書

            [こども語訳] 絵・塚本やすし 朝日新聞出版

新・戦争のつくりかた」りぼん・ぷろじぇくと文 井上ヤスミチ絵 マガジンハウス


「けんぽうの」おはなし」原案・井上ひさし 絵・武田美穂 講談社 

手塚マンガで憲法九条を読む」 手塚治虫マンガ 子どもの未来社

声に出して読みたい小中学生にもわかる日本国憲法」齋藤孝著 ヨシタケシンスケ絵 岩崎書店


戦争と平和 愛のメッセージ」美輪明宏著 岩波書店

イマジン9 想像してごらん、戦争のない世界を」星川淳、川崎哲文 成瀬政博絵 合同出版




2022年3月13日日曜日

がんばれ! 新一年生

 文庫を開きました。コロナ禍で休んでいるうちに、もう3月になってしまいました。

この時期は幼稚園に入る子どもたち、小学校に入る子どもたち、小学校卒業の子どもたちに絵本を通じてエールを送っています。


この日はもうじき小学校一年生がお母さんと一緒に選んだ本をご紹介します。






ビリーはもうすぐ1ねんせい
ローレンス・アントホールト作
キャスリン・アントホールト絵
松野正子訳
岩波書店




           


            中川ひろたか作   村上康成絵 

                 徳間書店            



            佐々木正美 作     佐竹美保絵
                   小学館
     

この本は特に家族の方と一緒に読みたいですね。 
            

バンビぶんこには新1年生におすすめの本が他にもこんなにあります。
                ↓