2007年6月4日月曜日

『森のくまさん』と銃社会について

先日手持ちのいくつかの小さい指人形をみていて、 熊と女の子を
つかって「森のくまさん」を歌いながら動かすミニ人形劇を思いつきました。これならみんなも知っている歌だし、子どもたちにもできると思いました。でも肝心の歌詞がはっきりわからなかったので、ネットでしらべました。そしてアメリカに伝わっているけど、作者不明の次のような英語
の歌詞をいくつもみつけました。

「The other day, I met a bear, A great big bear, A way up there. He looked at me, I looked at him,He sized up me, I sized up him.
ある日クマと出くわしたかなりデカい熊に 道の途中でクマは僕を見て 僕も熊を見たクマは僕を見定めて 僕も熊を見定めた
He says to me, "Why don't you run?""'Cause I can see, you have no gun."I say to him, "That's a good idea.""Now let's get going, get me out of here!"
クマは言った 「逃げなくて大丈夫?」「だって君は銃を持っていないみたいだから」僕はクマに言った 「そりゃいい考えだ」「それじゃ早速逃げるとしよう」
I began to run, away from there,But right behind me was that bear.And on the path ahead of me, I saw a tree, Oh glory be.
僕は走って逃げ出したでもすぐ後ろにはあのクマが道の先には木があった ありがたい
The lowest branch was ten feet up,I'd have to jump and trust to luck.And so I jumped into the air,But that branch away up there.
低い枝でも3メートル運にまかせて大ジャンプ体は宙を舞ったけどあの枝まではとどかない
Now don't you fret, and don't you frown,I caught that branch on the way back down.That's all there is, there ain't no more,Unless I meet that bear once more
心配しないで 機嫌を悪くしないで倒れかけながらも なんとか枝をつかめたんだ僕の話はこれでおしまい これ以上は何もないよまたどこかであのクマに出くわさない限りね」 (世界の童謡より)
 
私はびっくりしました。日本では女の子がでてきて、かわいらしい感じの歌です。よーく考えてみると、ちょっと不可思議なところもある訳ですが。でも「銃をもっていないのだから逃げたら」とはアメリカの銃社会がこんなところにもあらわれているのですね。熊ちゃんはアメリカの中にも少しはある良心かな?
最近銃社会が日本にも入ってきていて、銃による恐ろしい大事件がおきています。なんとかくいとめなければと思う日々です。
 
どうでもいいけどくまさんが「トコトコトッコトッコとー」でかわいくて、で女の子が「すたこらさっさっさのさー」でちょっとおじさんっぽいと思いませんか?