ばんびぶんこは今年の4月で満30年になりました。
われながら思えば長いこと続けてきたものです。
その始まりが思いつきだったこと、意気に燃えていたわけではなく
30年経っていたというのが、正直なところです。
ともあれ30年というのはちょっと半端じゃないので、記念の会を思い
つき ました。支えてくれたみなさんへの感謝の気持ちのひとつです。
あらためて考えてみると、文庫というのは人々の助けなければやって
いけないものです。お手伝いといってもいろいろな形のものがあります。
図書館のカウンターと同じ本の貸し出し、返却のおてつだい、おはなし会
の読み手、手づくりあそびの先生、クリスマス会の演技者、プレゼントを作り、
包装、そして飾りつけから後片付けまで、きりがないほど用事があり、それをみんな
の力でやってくれていました。私個人ではどうにもならないことです。
本当にありがたいことです。
さてぶんこ30年記念の会を9月1日(土)に計画しました。
自分の記念ではなく、今までかかわってくださって方々への感謝のつもりの
会です。 普段整理能力のない私には、準備段階で結構大変です。
記録もろくにとっていない私ですが、それでもノート類が30冊以上。
文庫の開催日にきた子どもが名前を書いたノート27冊、名簿、図書原簿、
行事記録などなど6冊、子どもが借りた本を書くカードが折りコンにあふれるほど、
かび臭いノートをみながら、その時々の子どもの顔、状況、本などを思いだし、
感慨ひとしきりの日々です。