なんと私はここに行ったのは初めてだったのです。初心者よろしく
緑豊かな環境に、素敵な建物、芝生の庭などにまず感心。
展示は 開館30周年記念展 Ⅲ
「世界中のこどもみんなに平和としあわせを」 今この時代に考えなければ
ならない、私の気持ちぴったりのものでした。
『ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸』展、
再現!「ベトナムの子供を支援する会」反戦野外展 は迫力満点、中々自分からはみに行かないけれ
ど、見なければいけない、見ることができて本当に良かったと感じられるものでした。
ひとつ驚いたことがありました。孫たちの母親が「第五福竜丸事件」を
全く知らなかったことです。きっと知るチャンスがなかったのでしょう。
このようにして「原爆」「戦災」「大虐殺」などが消滅してしまうと思うと
恐ろしくなります。「真実を語る」「真実を伝える」大切さをあらためて
強く思いました。
まだ幼い孫たちには難しいテーマだったと思います。
でも戦火の中でも、苦しい暮らしのなかでもかわいい子供の表情、愛くるしさは
すっかり子ども達の心をつかんだようで、次々に見入っていました。
備え付けの「ふたこと、みこと」ノートに「ちひろさんの絵大好き、ちひろさん
も大好き」と記した子どもたち。この子どもたち、それにすべての子どもたちに
ちひろさんの「子どもたちの平和としあわせ」への願いが通じることを
祈ってやみません。