2020年6月23日火曜日

保健室経由、かねやま本館

「保健室経由、かねやま本館」
松素めぐり作 おとないちあき絵
講談社 2020
「第60回 講談社児童文学新人賞 受賞作!」
この本は、文庫利用者のお母さんであり、ご本人も文庫のスタッフの方の出版された作品です。なんと講談社児童文学新人賞受賞作です早速文庫用とともに届けてくれました。


主人公は中学生、中学での友人関係や家庭での生活が記されていますが、
内容は読んでのお楽しみ。

表紙や帯に書かれていたコメントが的確で素晴らしいので
あえてそれを書いてみました。


選考委員、大絶賛!
「嫌なことがあったときは、のんびり休んでいいんだよ! というメッセージに元気をもらえます。」--小林深雪氏
「読者の共感を得る設定。ひとつ抜きんでていた作品。」--那須田淳氏
「ストーリーがたのしく、温泉旅館も、実に魅力的。」--茂市久美子氏

〇下記にひとつでもあてはまる子は、必読!
 □ 友だちというよりは、親友がほしい
 □ 学校生活で、悩みがある
 □ 学校に行くのが、ちょっとしんどい
 □ 最近、兄と気まずい
 □ 湯治場(トージバ)って、なに?
 □ 温泉が、好き!

私が思ったのは「疲れた時は休みましょう。簡単なものでも本物の美味しいものを食べたら元気になれるかも。
そして書かれている表現がきれい、日本語の美しさを感じましょう」
とても読みやすくてどんどん進んじゃう。久しぶりに終わっちゃうのが残念な本でした。