2020年12月24日木曜日
今年最後の文庫
23日 2020年最後の文庫でした。
今年はコロナ一色で文庫も影響を受け、3月からはまともに開ける状況ではありませんでした。
学校の一斉閉鎖に伴って、文庫もお休みにしました。
いつ再開するか考えに考え、悩みに悩み、杉並区のほかの文庫の意見も聞きながら
おそるおそる始めたのが7月半ばでした。
子どもの来館者は従来の3分の一に満たないほど少なく、三密を避けるにはちょうどいい
人数です。文庫開催に対しては、今も悩みがないわけではありません。でも待っていてくれる子、喜んでくれる子、本を借りてくれる子どもたちがいるかぎり、やはり開いて子どもと接する喜びを感じています。コロナ禍での文庫を支えてくれたたくさんの方々、子どもたちに感謝とともに、来年は良い状況になりますように祈るばかりです。 『小さな小さなちいさなクリスマス会』
例年の大掛かりなクリスマス会は今年は夢の夢、クリスマス会というには本当に少人数で一時を過ごしました。 知人が送ってくれたクリスマスの本を読みました。とても心温まる絵本です。 「もりのおくのクリスマスツリー」ユーヴァル・ゾマー作 石津千尋訳 ほるぷ出版
これも文庫の子どもたちにと贈ってくれた絵本です。この絵本もバンビぶんこにはなかった本です。
「クリスマスのまえのよる」クレメント・クラーク・ムーア詩 ロジャー・デゥボアサン絵 こみやゆう訳 主婦の友社
「クレメント・C・ムーアは、アメリカの神学者。いまから188年も前の1823年のクリスマス、病気がちだった娘を笑顔にしようと、この詩を書きました。いまでは世界中の常識ともなった、赤い服に白いひげ、ちょっと太った笑顔のサンタクロースのイメージは、この詩によって世界中に知られるようになったのです。」ー以上出版社の説明です。
ひさしぶりの「手品」です。幼稚園前のMちゃんがクリスマスソングを歌って盛り上げてくれました。 やはり友人が贈ってくれた手作りのクリスマスかざり、クリスマスチョコなどがプレゼント、友人たちの文庫を思ってくれる気持ちに感謝しきりの日でした。