2023年7月16日日曜日

「おじさんのかさ」とKちゃんのおばあちゃん

「おじさんのかさ」佐野洋子作 講談社

 

幼い頃から文庫にかよってきてくれていたKちゃんがお引っ越しされました。同じ学校ですが、文庫からは遠くなってしまいました。そこでお仕事のお母さんに代わっておばあちゃんの出番となりました。Kちゃんは水曜日はおばあちゃんと文庫に来て、本を読んだり、お友達と遊んだりして、おばあちゃんとおうちに帰ります。借りた本はおばあちゃんが持つので、Kちゃんは重たい本はNGとお母さんから言われているそうです。

おばあちゃんがなかなかのお人で、本も大好きです。ご自分で読む本以外にも、子どもの本もよくご存知で文庫でも絵本や子どもの本を読んでいます。

先日この時期に面出しする「おじさんのかさ」のお話をしました。

「このおじさんのかさ」は昔小学校の教科書に載っていました。娘(Kちゃんのお母さん)が学校から帰ると、この本を声を出して読んでいました。聞くたびにおかしくておかしくて笑い転げていました。大好きな本となり絵本は買ってしまいました。もちろん孫のKちゃんもとっくに読んでいます。」

この本は私も大好き、好きな子も多く、汚くなって最近新しいのを入れました。

このおばちゃんは、文庫で他の子どもたちとも遊んでくれたり、手作り遊びで手がかかるこの面倒見たり。後片付けをしてくれたり、私にとってはありがたい存在です。

また、おばあちゃんは手芸も大のお得意、下の写真のペットボトルホルダーはおばあちゃんがKちゃんの着ていた洋服の生地で作ったものです。これを文庫を手伝だってくれているスタッフさん6人分も作って下さいました。外で「素敵でしょ」とおばあちゃんの自慢をしています。

おばあちゃん いろいろありがとうございます。