新学期が始まった4月10日には、文庫見学の大人のお客様が3人みえました。
新3年生の Yちゃんがある本を読ませてと言いました。読み聞かせには向かない本でしたが、「何回も読んでいるし、どうしても読みたい」と言うので読んでもらいました。
聞いている人は子ども3人、大人4人、読んだ本は「へんないきものすいぞくかん」
内容は知らないいきものがいっぱいでとても面白いのですが、読むのは大変です。大丈夫かな?と読み手と聞いている人たちのことが気になりましたが、とても静かに進んでいきました。
あまりに長いので、途中であとは来週にしました。
そこからYちゃんと大人たちの水族館のはなしが始まりました。Yちゃんも大人顔負けの水族館の知識をもっていました。たまたま水族館大好きな人たちが集まったようで、鳥羽水族館のこの本を中心に話が盛り上がりました。
あとで大人の人が声を揃えて言うには、この読み聞かせを聞いていてとても癒されたということです。私には思いも寄らない言葉でした。
なるほど普段読み聞かせなど聞いたことのない人たちには、新鮮で優しい雰囲気を感じたのですね。「本当にいい時間を過ごさせてもらってありがとう」という感想を聞きながら、読み聞かせって素晴らしいな、そして Yちゃんありがとう!