先日私自身の読み聞かせについて調べることがありました。
私は現在バンビぶんこ以外に、4箇所で読み聞かせをしています。
一番長いのが、近隣の小学校での読み聞かせ、もう20年近く参加していることになります。
たくさんの本を読んだときのエピソードで最近のものをおはなしします。
⚫︎ 近隣の小学校の2年生に読み聞かせをしました。
「きたきつねのゆめ」と「なまえのないねこ」
この読み聞かせの2日後が文庫でした。読み聞かせをきいていたMちゃん 文庫に来て私の顔を見たとたん「あっ しぶかわさん この前の読み聞かせ良くできました!」
子どもに褒められたのは初めてで、私はおもわず「ありがとう」とお返事
Mちゃんは「なまえのないねこ」を借りて行きました。
⚫︎ 近くの保育園に読み聞かせに行ったときのことです。
読み聞かせのあと、保育士さんが
「お名前なんておっしゃるのですか?」「しぶかわですけど」すると
「私小学校のとき、しぶかわさんの読み聞かせ聞いたことがあります」
「えっ!」とびっくりした私「校長先生はどなたでしたか?」
「K先生です」
K先生はこの小学校に早々と読み聞かせを取り入れた校長先生です。読み聞かせにとても理解のある私も良く知っている先生です。
その保育士さんは24〜5才、15年くらい前の読み聞かせをしていた私を覚えてくれていたのです。何だかすごく感動してしまいました。
そして「たかが読み聞かせ、されど読み聞かせ」、これまで以上に心して本を選び、読まなければと思いました。
⚫︎ 阿佐ヶ谷の第九朝鮮初級学校で1、2年生に読み聞かせをしました。
絵の美しさを感じてもらいたくて、ブライアン・ワイルドスミス絵の「うさぎとかめ」(ラクダ出版)を読みました。
最後にかめがうさぎに勝ったとわかったとき、なんとたくさんの拍手がきました。
この本は最近他でも読んだことがありますが、拍手が湧いたことは初めてです。
ここの子どもたち 優しい!? 判官びいき!? こんな反応ちょっと嬉しかったです。