2017年8月12日土曜日

お墓詣りおはなし会

おきあがりこぼし。
会津の郷土玩具、縁起物。
十日市(1月10日)で買い求め、家族の人数より一個多くかざります。

渋川家では、毎年8月5日が郷里のお寺のお墓詣りと決まっています。この日はあちこちから親戚が集まり、先祖の供養と一族の平穏を祈ります。
今年は特に大勢の人達があつまり、いつもにもまして、にぎやかな集いがありました。
法要、晩餐のあと、連れ合いの実家にもどり、また小宴会が始まります。

今年は子どもたちが集まっていたので、私は「怖いおはなし」をすることになりました。
集まっていたのは、3才児、小学2年生2人、中学2年生、それに大人10人。
そこではなしをすることになりました。大人がいるのはちょっと躊躇しましたが、こうなったらやるしかありません。3歳児と大人一人は怖いのが苦手で退出。
電気を少し暗くして、話したのは「メリーさんの電話」やっぱり子どものこわがる反応が楽しい。
すると中学生お女の子が私も話してみようかと言って「怖くないけど・・・」と前置きしてはなしたのが「あくまのはなし」途中怖く思えるけど、落ちは面白い。
次に連れ合いが「店のおんつぁま(おじさん)から聞いたはなし」と言って、おじさんが本当に経験した「つりにいったときであった奇妙な子どものむじなのはなし」を話し出しました。
つられて、「会津の家で本当にあった今考えても怖い話」を姪が話し出しました。お盆にちなんだお先祖さまがでてくるちょっとこわ~いはなしでした。みんな結構怖い経験しているんですね。
はからずもちょっとした「おはなし会」になりました。後から話した人は自分からつい話してみたくなったのです。これって本来のおはなし会じゃないですか。とっても楽しかった私は、もう一つ話したかったけど、「もう遅いから来年」とさえぎられてしましました。来年のお墓詣りのお楽しみが増えました。