新2年生のKちゃんが1年生の最後に作ったミニ絵本を紹介します。
くまの学校 作・絵 K・K 1年
くまくんは、教室にはいって、 あさのしたくをしました。 |
「かんじがむずかしいな」と
おもいました。
4じかんめは、せいかつです。!
おもしろかったです。!
かえりのかいが、はじまりました。
かえりました!
A君とお母さん
久しぶりのAさんがいらっしゃいました。
ご主人の定年で公務員宿舎から引っ越されるとのこと。「お世話になりました」と。
お世話になったのは私の方です。
今大学1年生の息子さんが幼稚園の時は文庫のクリスマス会に親子で参加してくれたり、普段のお話会で絵本を読んでくれたり、あの頃は幼稚園児のお母さんたちが率先して文庫に来ていろいろパフォーマンスに参加してくれていました。
T君は小学校3年生くらいまで仲間と一緒に文庫に来ていました。この学年の男の子は子どもらしいイタズラをしたり、騒いだり、でも絵本はよく聞いて行事にも参加していました。
T君はおとなしい子どもでしたが、友だちは多いようでした。
T君は幼い頃からアレルギーがあり、食べ物には親子でとても苦労していました。
そのお母さん子だったT君は去年大学受験で目指す大学に入り、京都でひとり暮らしをしているとのこと、幼顔を思い出して私も感無量です。
文庫に来ていたのは何年も前なのに、お引っ越しだからと来てくれたAさん、ありがとうございます。何だか嬉しくてうるうるしてしまいました。
文庫の日 玄関に大きな女の子(人)が入ってきました。
「私8年前に通っていたM・Mですが」「えっ Mちゃん 入って入って」
マスク姿でもあり、大きくなってわからなかったけど、名前はしっかり覚えていました。
Mちゃんは8年前お引っ越しで文庫に来られなくなった3姉弟のお姉さんです。
8年も経っているので私が忘れているかもと幼い時の3姉弟の写真を用意したと見せてくれました。
でもそれは無用、私はM家の3人の子どもたちとお母さんのこと全然忘れていませんよ。しっかり覚えています。
Mちゃんは高校3年生。この4月から名古屋の大学に行くというので、東京を離れると言って遠くからわざわざ挨拶に来てくれたのです。なんて嬉しいことでしょう。
聞けば大学では地理のような勉強をしたいとのこと、目的を持って大学を選び、めでたく入学できたとのこと、素晴らしいですね。
4月から名古屋で一人暮らしが始まるMちゃん、心配より希望に満ちたMちゃんの顔を見ていて「若いっていいな、これから思う存分やりたいことをしてね。がんばれMちゃん」と心の中で叫んでいました。Mちゃんの来館はあんまり思いも寄らないことで、あまりにも嬉しくてMちゃんの住所などの情報を聞くのを忘れてしまいました。ドジな私で情けない。
私はMちゃんにMちゃんが出ている昔のブログを見てもらいました。
それがこの下の記事です。
でも新事実判明、この似顔絵は私を描いたものだと思い込んでいた私、でも「これは自分の顔を描いたのよ」とMちゃん、私の顔じゃなかったんだ・・・
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去年のことです。夏休み前の最終日に2年生のMちゃんが
「バンビのおばちゃんありがとう」 |
「はじめてのキャンプ」をさがしていました。でも見当たらずにあきらめて他の本を借りて行きました。文庫が終わってから整理しているとなんと「はじめてのキャンプ」がみつかりました。来週から文庫は長い夏休み、Mちゃんの家を知っている私は「はじめてのキャンプ」を届けました。その時留守だったMちゃん、その日の夕方に私の似顔絵を描いてポストに届けてくれました。とっても上手、嬉しかったよ、Mちゃんありがとう。
(2013年6月10日)
Rくんのこと
7ヶ月から文庫に来ていたRくん、お母さんに抱っこされて本当に小さい赤ちゃんという感じでした。おとなしくてお母さんにべったり。
ある日お母さんにしがみついていたRくんが小学生の子どもが風船で遊んでいる姿を見て急に大声で笑い出したのです。こんなに大きな声が出せるんだとみんなRくんの笑い声に大笑い、この時からR君は徐々に文庫になれてきたようでした。
ある時はRくんがおやつの時間だと帰ろうとすると小学生が可愛いかわいいと次々に抱きたがって、なかなか帰れないこともありました。
兄弟が少ない今の時代だからか子どもたちは自分より小さい子が大好き、みんなでかわいがっています。異年齢の集まりっていいなと私も思います。Rくんは赤ちゃんに触れるチャンスを作ってくれたのね。
私が体調壊して休んでいる間にも来てくれたようです。2ヶ月半という期間は小さな子どもには長い期間、文庫再開したときにはRくんはずいぶん大きくなり、赤ちゃん卒業して幼児に入り始めている感じでした。
そのRくん 4月からいよいよ保育園が決まって文庫には来られなくなったとあいさつに来てくれました。しばらく長居して「文庫に来て楽しかったね!」とRくんに話しかけているお母さん。保育園という新しい環境に一人で入るRくん、お仕事再開のお母さん、「頑張ってね」とエールを送りながら、実は私はRくんに会えなくなると思うと結構さびしいのです。
「次は小学校になった5年後また来ますね」とお母さん、でもちょっと待って、残念ながら私は5年後の約束はできません。
玄関で最後にRくんとタッチ、その小さな柔らかい手触りが忘れられません。
Rくんのこれからが楽しい毎日でありますように・・・