文庫の日 玄関に大きな女の子(人)が入ってきました。
「私8年前に通っていたM・Mですが」「えっ Mちゃん 入って入って」
マスク姿でもあり、大きくなってわからなかったけど、名前はしっかり覚えていました。
Mちゃんは8年前お引っ越しで文庫に来られなくなった3姉弟のお姉さんです。
8年も経っているので私が忘れているかもと幼い時の3姉弟の写真を用意したと見せてくれました。
でもそれは無用、私はM家の3人の子どもたちとお母さんのこと全然忘れていませんよ。しっかり覚えています。
Mちゃんは高校3年生。この4月から名古屋の大学に行くというので、東京を離れると言って遠くからわざわざ挨拶に来てくれたのです。なんて嬉しいことでしょう。
聞けば大学では地理のような勉強をしたいとのこと、目的を持って大学を選び、めでたく入学できたとのこと、素晴らしいですね。
4月から名古屋で一人暮らしが始まるMちゃん、心配より希望に満ちたMちゃんの顔を見ていて「若いっていいな、これから思う存分やりたいことをしてね。がんばれMちゃん」と心の中で叫んでいました。Mちゃんの来館はあんまり思いも寄らないことで、あまりにも嬉しくてMちゃんの住所などの情報を聞くのを忘れてしまいました。ドジな私で情けない。
私はMちゃんにMちゃんが出ている昔のブログを見てもらいました。
それがこの下の記事です。
でも新事実判明、この似顔絵は私を描いたものだと思い込んでいた私、でも「これは自分の顔を描いたのよ」とMちゃん、私の顔じゃなかったんだ・・・
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去年のことです。夏休み前の最終日に2年生のMちゃんが
「バンビのおばちゃんありがとう」 |
「はじめてのキャンプ」をさがしていました。でも見当たらずにあきらめて他の本を借りて行きました。文庫が終わってから整理しているとなんと「はじめてのキャンプ」がみつかりました。来週から文庫は長い夏休み、Mちゃんの家を知っている私は「はじめてのキャンプ」を届けました。その時留守だったMちゃん、その日の夕方に私の似顔絵を描いてポストに届けてくれました。とっても上手、嬉しかったよ、Mちゃんありがとう。
(2013年6月10日)