2023年8月25日金曜日

図書館発信のリサイクルブックスタンド

杉並区中央図書館の職員さんから、面出し用の素敵なブックスタンドの作り方を教えていただきました。なんとリサイクル品なのです。

図書館で使うレシートの使い終わった芯と段ボールを使い、ハサミと貼りつけるボンドを使うだけです。

文庫では絵本の面だしを大事にしていて、毎回30冊ほどの絵本を面出しして飾っています。面だしするとその絵本の貸し出しはとても多くなります。

季節のもの、話題のもの、目立たないけど読んでもらいたいものなど毎回面だし本を選ぶのも楽しみです。

ただ面だし用のブックスタンドが少ないので、皿置きやスマホスタンドまで使っていました。

その時図書館から、このリサイクルブックスタンドを教えていただき、個人では手に入らないレシートの芯をいただき、作ってみました。

リサイクル品なので、子どもたちにも積極的に宣伝しようと思います。中央図書館さん、ありがとうございました。


絵本を面だしで飾ったところ。


材料:レシートの使い切り芯、段ボール、
ボンド



あり合わせ段ボール丸出しですが、、、


段ボールにビニールテープを貼ってみました。


2023年8月21日月曜日

ネコ好きなのです。

今年の夏はここ3年に比べて出かけることが多くありました。

暑いのでTシャツを着ることも多く、「猫」の柄がたくさん。
猫好きの証明です。














おまけのバッグ




 

2023年8月15日火曜日

平和を願う2つの展覧会に参加しました。その2 「原爆と人間展』杉並区役所

 核兵器の恐ろしさを伝える「原爆と人間」展(杉並区役所区民ギャラリー) 主催:杉並光友会

   内容

  • 広島・長崎の被爆の実相を伝える写真パネルの展示
  • 広島市立基町高等学校生徒と被爆体験証言者との共同制作による「原爆の絵」の展示
  • 広島・長崎の被爆者の証言DVDの上映
  • 核兵器禁止条約締結までの歩みと進捗状況のパネルの展示杉並区役所HPより)

      



この中で私の心に強く響いたのは、 広島市の高校生と被爆者が共同制作した「原爆の絵」 原爆の絵は、広島市の基町高校の生徒が二〇〇七年から取り組んでいる試み。生徒が被爆者から原爆投下時の話を聞き取り、当時の写真なども参考にしながら絵にした。十点の作品には、がれきで覆われた街、避難者で埋め尽くされた公園や川など生々しい光景が再現され、生徒や被爆者のコメントも添えられている。
 これを見た時にはあまりのショックに
体が震えるほどでした。話を聞いて、これだけの絵にした高校生の気持ちはどんな思いだったのでしょうか?聞けば原爆の話を聞いた段階で体調を崩してしまった高校生もいたとか。
これはもっともっと多くの人が見て、感じて欲しい。
またどんな形でも若い人にこの凄惨さ、核兵器の恐ろしさ、戦争は絶対にしては行けないという強い思いが伝わることを願います。
改めて原爆の恐ろしさ、戦争は絶対にやってはいけないという思いを強くした今日終戦の日(敗戦の日)の1日でした。
杉並光友会の皆さま、ありがとうございました。

平和を願う2つの展覧会に参加しました、その1 平和展(杉並中央図書館)

 

平和展「あの日、ヒロシマで~ヒロシマを生きた女学生運転士と軍医の話~」


さすらいのカナブンさんのマンガ

「あの日、ヒロシマで」を初めて取り上げた展示です。

原爆投下当時の写真資料とともに関連図書も多数そろえています。

平和の尊さを考えてみませんか。


             杉並中央図書館HPより 



マンガで語られる原爆の悲惨さ、とりつきやすい人も多かったのではないでしょうか? 「杉並区光友会」の方々中心のビデオもあり、コンパクトによくまとまっていました。

私が関心を持ったのはやはり展示されていた本のこと、「平和を考える夏の1冊として、原爆被害とその復興や世界の紛争などの関連図書も多数展示します」

とあるようにたくさんの関連本が展示されていました。

でも展示ブックスタンドにはたくさんの空きが・・・そう多くの本が貸し出されていたのです。


その後、私は図書館員さんに話を聞きました。

いつもより小学生がいっぱい来たこと、そしてビデオなども熱心に見ていた子どもが多かったこととのコメント。

私はこれを聞いたり、たくさんの本が貸し出されていたことを思って、戦争をなくして平和を願う人がたくさんいるのだと、将来に少々希望を持ちました。


この企画は図書館で行われたことの意味は大きいと思います。図書館員がしっかり選んだ書籍がたくさん並べられたこと、知らずに来た図書館利用者の目に留まったこと。


台風襲来の前日で天候不順でゲリラ豪雨にもあったけど、錆びた頭に平和を願う気持ちが蘇る貴重な1日でした。








2023年8月7日月曜日

母と文庫ー40年以上まえの文庫でのおはなしー

               母の載っている古い資料を見つけました



 文庫は5月に46年目に入りました。先日図らずも文庫の初期の頃の母のことが話題になりました。

ある時、元文庫利用者で、歌のグループを結成している方に、手持ちの本を送りました。その方がそのことをご自分のインスタグラムに載せました。すると、昔文庫に通ってきていた方が偶然それを読んでくれました。そしてなんと40年以上も前の文庫での私の母のことをインスタに載せてくれました。

〜〜〜以下はインスタに載せてくれた人とそれを読んでメッセージをくれた人
の記録です〜〜〜

バンビぶんこのクリスマス会にライブで参加してくれていたぽぽぽぽというグループがあります。コロナ禍でユーチューブで曲を送ってくれていました。もう1昨年になりますが、1120日は世界子どもデーということで「世界中の子どもたちが」という歌を送ってくれました。たまたま私はこのタイトルの絵本を持っていたので、早速この絵本をこのメンバーのTさんに送りました。すると彼女がご自分のインスタグラムにそのことを書いくれました。


11月20日世界子どもの日にぽぽぽぽでカバーした「世界中の子どもたちが」の歌をご覧になった方から素敵な絵本が届きました。😀

送り主は杉並区にある家庭文庫、バンビ文庫の渋川慧子さん。

この絵本は2004年発行の「平和を作ろう!絵本作家たちのアクション」著で103人の絵本作家たちが絵を描いています。渋川さんが文庫には入れずにお持ちになっていたという大切な本を譲り受け、恐縮ながら中を開けると、歌のメロディ譜とともに見覚えのある絵が所々に散りばめられていて、なんと豪華なオムニバス!眺めているだけで楽しい絵本です。

 

そして、子どもたちを取り巻く社会の平和を“願う”のではなく“作ろう!”という強い意思も同時に感じる、ポップだけど重みのある本です。


 それをご覧になった方からご連絡をいただきました。








『はじめまして 突然メッセージを申し訳ありません。

私は子供の頃、バンビ文庫が大好きで、ずっと通っていました。

高井戸東の郵便局のお隣のバンビ文庫でしょうか?

渋川さんのご自宅にいらしたおばあ様に、たくさん手芸も教わりました。

投稿を見て、懐かしくて嬉しくて😊 

今でも絵本を含めて、本が大好きです。

あの頃、おばあさまに教えて頂いた作品を、銀座駅だったかの地下通路に飾って頂いた事もあり、バンビ文庫は、私の大切な思い出の場所なんです。

どうか宜しくお伝えください。実家が近くにあるので、いつか伺えたらいいな〜と思います。』


私は当時の記録を探して、やっと母と文庫の記事を見つけました。銀座での展示は覚えているのですが、あきこさんがどなただったか思い出せませんでした。そこで資料の片隅に「あきこちゃんという文字を見つけました。写真を見てはっきりと思い出しました。そう、文庫の常連だったあきこちゃんです。




 


『とてもとても嬉しいメッセージをありがとうございます。

そうです。

S・あきこです。

私は小さい頃から本が大好きだったので、バンビ文庫のある日は、とってもしあわせでした。感想文を書くのも好きだったので、読んでは感想文を書いていました。

本当に温かい場所だったな〜と思います。

おばあさまと一緒に作った、紙粘土で描いた猫と小鳥の絵は、おばあさまがすごくすごく褒めてくださって、40年以上経った今でも、あの時の嬉しかった気持ちが思い出されます。

資料を見せていただいたら・・・あの頃のおばあさまです!

本当に懐かしく、嬉しく、胸がツーンとしました。とても感激しています。

Tさん 縁を繋いで下さって、ありがとうございました。この資料保存させていただきますね。



文庫で最近は母のことを言われることは皆無でした。当時の記録を探して、やっと母と文庫の記事を見つけました。上の写真がそれです。あき子ちゃんの幼顔もあります。

40年も前の話、文庫の利用者だった子どもの胸にいまだに残っている母親の姿、すごいと思いました。

そしてこの繋がりのきっかけを作ってくださったぽぽぽぽのTさんに心から感謝です。

 

2023年8月6日日曜日

2年生が描いてくれた私の似顔絵




 
    




スキャンしたら色が少し薄くなってしまいました…