2020年12月30日水曜日

蛇の抜け殻

長さ160センチ。
                 真ん中にあるのはスマホ。 先日友人が「友達が大宮八幡の近くの公園で蛇の抜け殻を見つけたので、バンビぶんこの子どもたちに見せてあげて」と言って 蛇の抜け殻を持ってきてくれました。          蛇の抜け殻を手にしたのは初めてです。ちょっと苦手と思ったのですが、かさかさに乾いていて思ったより気持ち悪くありません。                                                                                                                       早速文庫で子どもたちに見せました。こわがる、気持ち悪がるかと思ったら、子どもたちは誰も平気、本物の蛇を見たことないから、知らないから怖くないのでは、と思いましたが、中には本物を見たことがある子もいました。それでも160センチもあり蛇の抜け殻にみんなで大騒ぎがはじまりました。さわったり、人に向かって投げたり、引っ張ると切れてしまうので私の掛け声でおしまい。興味深かったのは、子どものお母さんたちも平気だったこと、爬虫類は好きとか、虫の方が怖いとか・・・結局触れなかったのはお手伝いに来てくれていたTさんだけ、お孫さんもたくさんいる年代です。蛇は嫌い、嫌われ者と思い込んでいた私はちょっと反省。蛇さん ごめんね!                                             考えてみれば、蛇は昔から「縁起のいいもの」とされていますよね。蛇の抜け殻を財布に入れておくとか、縁起物の飾りなどたくさんあるようです。                                                                                          コロナ、コロナで明け暮れた2020年も明日で終わり、2021年が少しでも良い年になりますようにと願い、今年最後に縁起のいい「蛇」を載せました。

2020年12月29日火曜日

 高校生の感想:「保健室経由、かねやま本館。」

【「保健室経由、かねやま本館」は設定がファンタジーで、ファンタジー好きの私はとてもよみやすくおもしろかったです。ファンタジーでありながらも学生の私が共感できる学校のリアリティーがありとても親近感が沸きました。                  特にまえみ(主人公名)が友達に「テンションが・・・に言われるシーンはとても脳にぐっとなるものがありました。            またかねやま先生の一つ一つの言葉が胸にジーンと染み込んでいくように胸がとてもあたたかくなりました。                                            作中にでてくる疲れを癒す温泉や食事自分も体験したいと思います。現代の心が荒んでいる学生にぜひ読んでもらいたいと思いました。私の友人にもおすすめしようと思います。   このような作品を紹介していただいてありがとうございます。次回作も楽しみ尾に待っています。 】     この感想をかいてくれたKさんは、高校1年生。幼いころからバンビぶんこの常連で本が大好きです。

2020年12月24日木曜日

今年最後の文庫

23日 2020年最後の文庫でした。 今年はコロナ一色で文庫も影響を受け、3月からはまともに開ける状況ではありませんでした。 学校の一斉閉鎖に伴って、文庫もお休みにしました。 いつ再開するか考えに考え、悩みに悩み、杉並区のほかの文庫の意見も聞きながら おそるおそる始めたのが7月半ばでした。 子どもの来館者は従来の3分の一に満たないほど少なく、三密を避けるにはちょうどいい 人数です。文庫開催に対しては、今も悩みがないわけではありません。でも待っていてくれる子、喜んでくれる子、本を借りてくれる子どもたちがいるかぎり、やはり開いて子どもと接する喜びを感じています。コロナ禍での文庫を支えてくれたたくさんの方々、子どもたちに感謝とともに、来年は良い状況になりますように祈るばかりです。                                                                                                                                     『小さな小さなちいさなクリスマス会』 例年の大掛かりなクリスマス会は今年は夢の夢、クリスマス会というには本当に少人数で一時を過ごしました。                  
     知人が送ってくれたクリスマスの本を読みました。とても心温まる絵本です。                                                                「もりのおくのクリスマスツリー」ユーヴァル・ゾマー作 石津千尋訳  ほるぷ出版
これも文庫の子どもたちにと贈ってくれた絵本です。この絵本もバンビぶんこにはなかった本です。                                                                                                       「クリスマスのまえのよる」クレメント・クラーク・ムーア詩 ロジャー・デゥボアサン絵 こみやゆう訳  主婦の友社                                                        「クレメント・C・ムーアは、アメリカの神学者。いまから188年も前の1823年のクリスマス、病気がちだった娘を笑顔にしようと、この詩を書きました。いまでは世界中の常識ともなった、赤い服に白いひげ、ちょっと太った笑顔のサンタクロースのイメージは、この詩によって世界中に知られるようになったのです。」ー以上出版社の説明です。              
ひさしぶりの「手品」です。幼稚園前のMちゃんがクリスマスソングを歌って盛り上げてくれました。                                                                                                                                      やはり友人が贈ってくれた手作りのクリスマスかざり、クリスマスチョコなどがプレゼント、友人たちの文庫を思ってくれる気持ちに感謝しきりの日でした。

2020年12月17日木曜日

Rちゃんと絵本 その2

7月のブログにRちゃんの記事を載せましたが、今日は第2弾です。                    今のRちゃんのお気に入りは「14ひきのかぼちゃ」大好きで何回もみています。                                Rちゃんママのコメント:「さっそく娘と本に触れ合わさせて頂きました。(この写真) どれも親の私が読んでも考えさせられる本で娘と私の宝物です。 本の素晴らしさと出逢わせてくれたことで、本への興味がより湧き、子どもの人生に本はかけがえのないものになっていくと実感しています。」                                                  こんなに子どもさんと絵本のふれあいを喜んでくれて、私もとっても嬉しいです。
「4ひきのかぼちゃ」いわむらかずお作 童心社

2020年12月15日火曜日

ばんびぶんこに届いたクリスマスカード

ネコ好きの私のために選んでくれたやはり猫きちの友人からのカード、子どもたちが喜んでねこをさわっています。
毎年バンビぶんこのクリスマス会のときにIさんがカードを送ってくれます。                           今年はサンタさんのオーケストラ、「はずむように、陽気に、楽しく、いきいきと、快活に、明るく、元気よく、快適なテンポで、やさしく、力強く、軽快に、自由に」幸せのハーモニーがあなたに届きますように
バンビぶんこの健在、神様祝福のお恵みを信じています。 キリスト教徒の友人より。

2020年12月12日土曜日

著者(松素めぐりさん)を囲む会

1カ月も前ですが、「保健室経由、かねやま本館。」(第60回 講談社児童文学新人賞受賞作)の著者松素めぐりさんを囲む会を開きました。参加者は3人、私を含めて4人が密集、密接、密閉を防ぐため間隔をあけて座りました。 「保健室経由、かねやま本館。」を読んで感動した人たちばかり、ぜひ著者とお話がしたいということで、この日の集まりとなりました。                                                         主人公は中学生、「疲れた時には休みましょう」というメッセージが流れているこの作品ですが、これは著者が中学生の時に一番かけられたかった言葉。「休んでいいよ」という言葉と「子どもが休憩できる場所」を書きたかったそうです。                                                              このような癒しの場所が「ばんびぶんこ」にも通じるというありがたいコメントもいただきました。なんか嬉しい~。
いきなり出てきたお料理、これは「こずゆ」と言って、会津の郷土料理です。今日の会のためにつれあいが作ってくれました。昼食は「三食弁当」と「こずゆ」にデザート付き。
Sさん手作りの「アイシングクッキー」
Mさんからのアドベント・カレンダー
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2020年12月11日金曜日

とび出す絵本を読みましたーある日の文庫風景ー

わにぐちくん もうよういできた?      ジョー・ロッジ 作・絵  きたむら まさお訳      大日本絵画

2020年11月23日月曜日

うれしいプレゼント これも

クリスマス絵本:                                                  「もりのおくのクリスマスツリー」 ユーヴァル・ゾマー作 石津ちひろ訳 ほるぷ出版      「クリスマスのまえのよる」  クレメント・C・ムーア詩       ロジャー・デュボアザン絵     こみやゆう訳 主婦の友社 
  カレンダーを利用した手作りの袋にはいってました。びっくりするほどステキでした。

2020年11月14日土曜日

うれしいプレゼント

文庫の日に知人のUさんが訪ねてきてくれました。                                                            何と子どもたちへのクリスマスプレゼントいっぱい持って、まるでサンタさんのよう。 そのプレゼントは全部Uさんの手作りで、素材はお庭の月桂樹の葉や幹、松ぼっくり、むくろじのタネなど自然があふれる ステキなステキな飾りものです。                                                                                                                     コロナの影響で今年はクリスマス会ができません。「今年はクリスマス会手伝うよ」「今年のクリスマス会ママ出てね」など クリスマス会を楽しみにしているという声があり、なんだか申し訳ないような気持ちでウジウジしていた私でした。                                                          がこのプレゼントで私の気持ちがパット明るくなりました。これで子どもたちにクリスマスを楽しんでもらえます。 子どもたちにどうやって渡そうか、うれしい計画がはじまります。     
「むくろじの実」
↑ いただいたむくろじの一部です。実際にはもっと明るい色をしています。                                                          むくろじは漢字で「無患子」と書きます。「患いを無くす」ということで「無病息災」「厄除け」に効果があるということです。 コロナ禍の今、人々の願いの気持ちにぴったりですね。                                            また、無患子(むくろじ)の学名:Sapindus(サピンダス)は、ラテン語の石鹸を意味するそうです。無患子のタネの果皮は泡立つため、昔はそれを使って洗濯や体を洗っていたといいます。                                           コロナが終息したら、文庫でこどもたちと泡立ちの実験をしてみたいです。                                           また、羽子板の羽に使われている重りは、無患子のタネです。これもなんか縁起がいいですね。   (以上ネット上の情報です)                          

2020年11月3日火曜日

3年生からの歴史クイズ

歴史を学び始め、興味をもったO君、早速文庫で歴史の本を借りていきました。・・・・・・・・  O君からの・歴史クイズです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 問題 「 戦国時代の日本は何といわれていたでしょう?」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 答え 「にっのぽん」 (日の本)                            
みなさん わかりましたか?   私もつれあいも答えられませんでした。

2020年10月27日火曜日

「保健室経由、かねやま本館。2」感想

お子さんが元文庫メンバー(現在中学生)だった方から、「保健室経由、かねやま本館。2」の感想が送られてきました。            -表題氏より--
こういうお話が当たり前になる時代。   起きたことは一旦まるっと受け入れる。   疲れたら休む。   休み方を学ぶ。   内観する。   まずは自分が元気になる。   生きていればなんでもできる。   必ず出逢える。   小中学生とその親御さん 皆んなに知ってもらいたい。   そう思いました。                                                     著者さんはどんな経緯で書こうと思わ!たのでしょう? 一巻からあっという間に三巻!お話してみたいです。

2020年10月23日金曜日

「落ち葉」いろいろ

              「落ち葉」平山和子 文と絵  平山英三 構成と写真                       福音館書店 バンビぶんこにあるこの「落ち葉」の絵本は2006年発行のずいぶん古い本です。 私はこの絵本が好きで、以前から読み聞かせに使っていました。秋の季節にぴったりの絵本です。
12p これは写真に見えますが、作者が現物を見ながら描いたものです。とっても美しいですね。
24p 時間をかけて朽ちてゆく途中の、思いがけない表情の落ち葉 ・                                                                                                                    この下の写真はうちの庭で拾った落ち葉です。猫の額ほどの庭ですが、結構木の葉が落ちているものです。             今年は第九朝鮮学校の4年生に読みました。 うちの庭で拾った落ち葉を持っていき本物を見てもらいました。                                                                                                                                                             バンビぶんこでは、絵本のページを見せながら、本物の落ち葉を比べてみました。
庭に落ちている落ち葉も良く見るととってもきれいですね。                                                                                                                           
この落ち葉を見て「コロナだ!」と言った幼稚園児がいました。 なるほど子どもの発想は面白いですね。

2020年10月18日日曜日

ソーシャル・ディスタンス「おはなし会」

コロナ禍の中、文庫を何とか再開しました。 来館する子どもたちはコロナ以前とは比べものにならないほど少ないのです。 それでも子どもたちは喜んで通ってくれて、楽しんでくれている様子がわかります。 何とか絵本を読みたいと思っていました。ある日図書館で「段ボール箱に 絵を描き、それを間隔を取って並べて、そこに子どもたちにはいってもらい 密をさけておはなし会をやっている」という情報を聞き、さっそく真似をしてみました。                         実際のおはなし会の写真ではなく、イメージ写真です。 うちの住人のでかぬいぐるみに子どもの代わりになってもらいました。
      絵本の読み聞かせを聞いているのは「ネコバス」 「大型バス」 「お菓子の家」に入った子ども(動物)たち
     段ボール箱を大きくするとこんな感じ。 子どもたちに読んだ本はこのHpの「おはなし会」の10月に載っています。合わせてご覧ください。

2020年10月5日月曜日

10月の予定    7日、14日、21日、28日  午後2時~5時です。 今までと同じ本の貸し出し、返却が中心です。                                                              また「ソーシャル・ディスタンス おはなし会」を準備しています。 絵本の読み聞かせ、おはなしその他 おたのしみに!                                                                                     「読書の秋です。本をたくさん読んでね。

2020年9月30日水曜日

RちゃんとSさんと「しろくまきょうだいのケーキやさん」

おかし大好き、おかしの絵本も大好きなRちゃんに「しろくまきょうだいのケーキやさん」をすすめてみました。 Rちゃんはこの絵本を一人で読み始めました。 そこにたまたま隣に座っていたのがSさん、お孫ちゃんとおばあちゃんくらいの年の差のRちゃんとSさんは この絵本を間にすっかり意気投合、ゲラゲラ、アッハハとマスクをしたまま大笑いになりました。 こんなに楽しい笑い声は、なんだか久しぶりに聞いたような気がしました。聞いてる私も楽しくなりました。 Rちゃんの感性、童心を忘れないSさん、この絵本の可愛さ、楽しさ、に拍手👏
「しろくまきょうだいのおとうと・・・」「しろくまきょうだいのケーキやさん」をRちゃんが読んでいます。
「おもしろいね、おかしいね あっはは ゲラゲラゲラ」
二人で大笑い、マスクして、ディスタンスもとっているし、笑い声が響きます。
「しろくまきょうだいのケーキやさん」 Sericoえ たきのみわこぶん  白泉社

2020年9月29日火曜日


 今日ブログはコロナ禍で始められた2学期の文庫の1ページです。


お天気も悪く、コロナ前からは比べものにならないくらい利用者の少ない先日の文庫に、
見かけない一人の中学生らしい男子がやってきました。見かけないとはいっても
すぐにわかりました。何年か前に文庫に良く通ってきてくれていたY君とそっくりだったのです。すぐにY君の弟君であることがわかりました。一番上のお兄ちゃんも文庫の出身者、
K家の3人目の利用者です。

慣れた様子で私の座っている受付用の机の前にさっとやってきて、来館者用のノートにさっと名前を書きました。名前はT君。
T君は「小さい時お父さんに『用事があるからここで待っていて』と言われて
つれてきてもらった」と言っていました。
「今日は勉強も何も一段落して一番暇な時なんです」
そして大きなリュックをおろすと、ちゅうちょなく部屋の真ん中に座って
並べて置いた「秋の本」を読んだり、見まわしたり、リラックスしている様子。
「密」は防がなければならないけど、たまたま子どもが少なく、子どもたちが来ても邪魔になることもなく、全く溶け込んでいました。
子どもの本を読みながら、触れながら、のんびりした時間を過ごすT君に、私も何かのんびりした気分になりました。
そして5時の歌が流れると、「ありがとう」と言って帰っていきました。

時間があって、帰り道に通って寄っただけかもしれないけど、
文庫を思い出してくれたこと、なんだか嬉しかった私です

2020年8月29日土曜日

保健室経由、かねやま本館。2

松素めぐり著 おとなしちあき装画、挿画
講談社 2020

早くも出版されました。「 保健室経由、かねやま本館。2」

文庫利用者のお母さん「Mさん」の講談社児童文学新人賞受賞作「保健室経由、かねやま本館。」

http://bambibunko.blogspot.com/2020/06/blog-post_23.html に続く第2巻です。


第1巻は非常に面白かったので、2巻目はどうなのと期待をもって読みました。

私の想像を飛び越して、何とお笑いの世界が広がりました。普通2巻目はちょっと?というものが多いのですが、この本は違いました。

1巻と同じ傷ついた子どもたち(中学生)の心の癒しを目指していながら、今の世間の動きが感じられ、勢いがあり、すぐに読み進んでしまいました。(筋は書きません)


この本を読んだ方の感想を載せておきます。

『最後の

ここがぼくらの_____. 

余韻があり

本を読み感動した者だけが

二人の友情 いぼむすびをわかりあい

心奥深くに響きます。 

居場所、ユートピア、未来のはじまり、信頼の証 

悩み多く傷つきやすいヤングアダルトを

時間をかけて努力し、温かい大人の真面目な

応援を信じ自分を信じ、願いが叶う最後は

感動しました。』

 

1巻目と同じ帯の言葉が、この本の紹介にぴったりなので、記しておきます。

ひとつでもあてはまる子、必読!

□ お笑いが、好き!

□ 親友をさがしている

□ 将来の夢、何にしよう?

□ 運命って、あるのかも!?

□ 湯治場って、なに?

□ 「かねやま本館」に、行ってみたい!


 


2020年8月25日火曜日

2学期の文庫のお知らせ


バンビぶんこ 2学期のおしらせ

       9月9日(水)   2:00~5:00
   9月16日(水)   
  9月23日(水)  
 9月30日(水) 

本の貸し出し、返却中心
短時間で密をさけてのご利用。
マスク使用、手洗い実行などご不便をおかけしますが、ご了承ください。



新しい本がたくさん入りました。
みんなが読んでくれるのをまっていますよ。

お出でになった時は、玄関脇の水道で手を洗ってください。
よろしくね。

 

2020年8月20日木曜日

ユーチューバー誕生  「はじめてのお習字 土井煌州」


子どもさんが文庫利用者のお母さんがユーチューバーデビュー
「はじめてのお習字 土井煌州」





童謡やアートとコラボしながら筆で字を書く
新しいやりかた、お習字ってなんだか楽しそう!

どんなものか一度ユーチューブを見てください。
いろいろな思いがけないものとコラボできています。

今まで書道にはあまり興味がなかった
子育て中のお母さん(お父さん)も
見てくれると嬉しいです。

「はじめてのお習字 土井煌州」で~す。


はじめて書道・習字を始める方向けの入門講座です。「円」と「直線」というお習字の基本となる線の書き方を勉強しましょう。この動画からスタートし、「中級編」へと進んでいくとスムーズに書道の勉強が進みますよ! 【土井煌舟の はじめてのお習字】 お習字を習ってみたいけど、いきなりお教室に行くのは緊張しますよね? 楽チンな気持ちでお習字の世界を見てみませんか。就学前のお子様からもう一度書を習いたいというご年配の方までを対象とした、お習字の入門講座になっています。 #書道#習字#書道基本




2020年7月24日金曜日

「しろくまちゃんのホットケーキ」とRちゃん

Rちゃん(1才5か月)、友人のひ孫ちゃんです。プレゼントの
「しろくまちゃんのホットケーキ」の絵本が大のお気に入り。

Rちゃん 今日はしろくまちゃんと一緒にホットケーキを作ろうと
思いました。
お母さんに泡だて器とボールを持ってきてもらって
「さあ ホットケーキをつくるよ」
「しろくまちゃんといっしょにホットケーキつくるの
ママ 道具持ってきて」


ボールにあわだてきがきました。
さあ しろくまちゃんと一緒にホットケーキ作りましょう。
Rちゃん 絵本をよく見てますね。


Rちゃん 本当に本で作り方を見ているようですね。
将来 ホットケーキ屋さんになるのかな?

2020年6月30日火曜日

バンビぶんこ 再開のお知らせ


バンビぶんこ 再開のお知らせ(予定)



新型コロナウイルス感染予防対策の影響で長く文庫をお休みにさせていただきました。
ウイルスはなくなったわけではなく、引き続き注意は必要ですが、
学校再開など世の中の動きにともない、できる限りの感染予防をしながら、
少しづつ文庫を開く予定です。


当分の間
手洗いの実行、マスク使用、密をさけ、短時間逗留で本の貸し出しをメイン」になど
本来のバンビぶんこのあり方とは違うようになりますが、どうぞご了承ください。

新しい本もたくさん入りました。
みなさんのご利用をお待ちします。

再開日:7月15日(水) 1:30~5:00
    7月22日(水) 1:30~5:00
    7月29日(水) 1:30~5:00

2020年6月23日火曜日

保健室経由、かねやま本館

「保健室経由、かねやま本館」
松素めぐり作 おとないちあき絵
講談社 2020
「第60回 講談社児童文学新人賞 受賞作!」
この本は、文庫利用者のお母さんであり、ご本人も文庫のスタッフの方の出版された作品です。なんと講談社児童文学新人賞受賞作です早速文庫用とともに届けてくれました。


主人公は中学生、中学での友人関係や家庭での生活が記されていますが、
内容は読んでのお楽しみ。

表紙や帯に書かれていたコメントが的確で素晴らしいので
あえてそれを書いてみました。


選考委員、大絶賛!
「嫌なことがあったときは、のんびり休んでいいんだよ! というメッセージに元気をもらえます。」--小林深雪氏
「読者の共感を得る設定。ひとつ抜きんでていた作品。」--那須田淳氏
「ストーリーがたのしく、温泉旅館も、実に魅力的。」--茂市久美子氏

〇下記にひとつでもあてはまる子は、必読!
 □ 友だちというよりは、親友がほしい
 □ 学校生活で、悩みがある
 □ 学校に行くのが、ちょっとしんどい
 □ 最近、兄と気まずい
 □ 湯治場(トージバ)って、なに?
 □ 温泉が、好き!

私が思ったのは「疲れた時は休みましょう。簡単なものでも本物の美味しいものを食べたら元気になれるかも。
そして書かれている表現がきれい、日本語の美しさを感じましょう」
とても読みやすくてどんどん進んじゃう。久しぶりに終わっちゃうのが残念な本でした。

2020年5月31日日曜日

うしの本 続き 「お父さん、牛になる」「はなのすきなうし」

バンビぶんこにある「うしの本」の中から「お父さん、牛になる」「はなのすきなうし」

 「お父さん、うしになる
作:晴居彗星
画:ささめやゆき
出版社:福音館書店

ゆうべはゴキゲンですき焼き食べてたお父さんが、一晩たったらうしだなんて・・・・・
そんなの、あり!?
やっぱりこれは、まぎれもなく・・・

ドタバタ、コミカルな展開ですが、読んでいくとなかなか深い、これは家族の問題、男性の問題、親子の問題、社会のもろもろの問題を考えさせられるお話しです。
そして牛になったお父さんは最後はどうなるの?
これはそれぞれが期待、願いをもって読んでください。


「はなのすきなうし」


おはなし:マンロー・リーフ
え:ロバート・ローソン
やく:光吉夏弥

 むかしスペインの国に,花のすきなフェルジナンドという子牛がいました.ある日,5人の見知らぬ男がやってきて,フェルジナンドをマドリードの闘牛場へ連れていきました.フェルジナンドはどうなるのでしょう?


 この本は孫が幼いころ大好きな絵本でした。そして私も好きな本の何冊かに入る絵本です。 
未だに売られていて、読んでいる子どももたくさんいるようでうれしくなりました。

 この本は1936年に出て、たちまち大評判に。時はスペイン内戦(1936-1936)真っ只中で、闘わないフェルジナンドはいろいろ政治的に解釈されたりしたそうです。これに対し作者のリーフは「フェルジナンドが花の匂いをかいで闘わないのは、よい趣味を持ち、またすぐれた個性に恵まれていたからだ」(本書解説より)。
 イラストは黒一色のペン画と地味ですが、牛たちの表情、スペインの田園風景、闘牛場の様子など、興味深い場面はたくさん登場します。フェルジナンドをやさしく見守る母親も忘れてはならない存在でしょう。