2021年12月30日木曜日

今年の文庫は無事終了、来年もよろしく。


 2021年年明けはコロナウィルス感染症蔓延で緊急事態宣言から始まりました。

今年はどんな感じで文庫が開催されたのでしょう。


宣言下で新年からいきなり文庫はお休み、3月に入って月末の2回開催できました。

4月28日は開催。5、6、7月は全部の水曜日開催できました。

7月末から8月は従来通り夏休みでした。

ところが夏休み明けの9月1日は、また緊急事態宣言発令、しかも今回は子どもの感染者が多いということで文庫はまたまたお休みにしました。

次に開くのは10月5日、ところが9月末に私が帯状疱疹になり、緊急入院、退院後も体調優れずさらに1ヶ月のお休みを追加してしまいました。

9月1日、10月6日には待っていた何人かのお子さんたちが来てくれたようです。

急なお休みで空振りさせちゃってごめんなさい。


文庫はコロナ前に比べると来てくれる子どもの数は半分以下になっています。

それでもきてくれる子どもたちが、本を選んだり談笑したりする姿を見ていると、子どもっていいな、文庫を続けていてよかったなと心から思います。

休みが多く、変則だった1年間でしたが、来館してくれた子どもたち、大人の方もどうもありがとう。いつものようにお手伝いにきてくれたお仲間のみなさん、本当にありがとう。

来年はコロナ状況も落ち着き例年通り毎回文庫を開きたいものです。


1月12日(水)から3学期の文庫を始めます。

新しい本も入りました。みなさんのお出でを待っています。

みなさま どうぞ良いお年を!




2021年12月16日木曜日

ぶんこの子どもたちへのプレゼント

 今年もクリスマスの時期になりました。

残念ながらまだコロナ禍にあり、例年のクリスマス会は開けません。待っていてくれた人ごめんなさい。

クリスマス会の代わりに?友人が子どもたち用にクリスマスプレゼントを贈ってくれました。

3人のお友達 ありがとうございました。













2021年12月13日月曜日

今年のクリスマスの絵本は  そのII


   「水曜日の本屋さん」

    シルヴィ・ネーマン文 オリヴィエ・タレック絵

     平岡敦訳  光村教育図書


 水曜日は学校がお休み。だからわたしはいつも本屋さんへいく。するとあのおじいさんも、きまって店にきた。おじいさんはいつも戦争の本を読んでいた。どうしてそんな本を読むの?そんなに好きな本なら、どうして買わないの…。


クリスマスの本と思えないのですが、クリスマスの本そのものです。

読んだあと、心あたたまるやさしいきもちになりました。



2021年12月11日土曜日

冬休みのお知らせ 12月、1月の予定

 12月の文庫開催日

12月1、8、15、22日(水曜日) 2:00〜5:00  

  今年もクリスマス会はできないのですが、友人がバンビぶんこの子どもさんたちにとクリスマス用のプレゼントをいただきました。8日からプレゼントしています。


  15日、22日は  冬休みのため、本をいつもより多めに(一人10冊)貸し出します。

    お休みの間、本をたくさん読んでね。




冬休みのお知らせ

 12月29日、1月5日は冬休みです。

3学期は1月12日(水)から始めます。



ここからは


                            のお知らせです。


1月の文庫開催日

1月12日(水)、19日(水)、26日(水)  2:00〜5:00


2022年もよろしくお願いします。

みんな元気で良い年を迎えられますように!


2021年12月6日月曜日

今年のクリスマスの絵本は


             サンタクロースのおてつだい     ポプラせかいの絵本

             ロリ・エベルト[文]      

                            ペール・ブライハーゲンダ[写真]  

                           なかがわちひろ[訳]


 そうだ、サンタクロースにあいにいこう。 しゅっぱつしよう、クリスマスまで 

 もうすぐだから。

「サンタクロースの いるところは、ここより もっと さむいんだもの。

まっすぐ きたへ むかえば、きっと サンタクロースに あえるはず」(帯より)


ちいさな おんなのこに おきた、クリスマスの とくべつな ものがたりー



日本とは違う北欧の世界、真っ白な森、氷の世界の動物、荘厳な雪の世界が見事な写真絵本となっています。そこに赤い帽子をかぶった主人公の女の子の登場で夢と現実が混ざってしまうような幻想的な絵本です。

この写真絵本の美しさ、素晴らしさをバンビぶんこの子どもたちに伝えたいとプレゼントしてくれました。






             

                 



2021年11月29日月曜日

クリスマスカードのプレゼントとハワイの思い出

 今年も友人からバンビぶんこ用にクリスマスカードをいただきました。

友人はカードの裏にメッセージを書いてくれました。このメッセージが心に残りました。

〔 X'マス会は来年は催しされますように

”No rain,  no rainbow"
"No pain, no gain"

ハワイのことわざですネ。虹が好きな理由がわかります。〕

私は昔1年ちょっとホノルルで暮らしたことがあります。まだ1ドル360円の頃です。
ハワイ大学のシンクレアライブラリーで仕事をしていました。アパートからハワイ大学まで20分ほど歩いて出勤していました。その途中何回かダブルレインボーを見たことがあります。大きな虹が2本、広大な感じで歩きながら見惚れていました。
私が虹が好きなのはこの頃の記憶があるからかもしれません。

そういえばハワイ語で「メリー クリスマス」は「メレ カリキマカmele kalikimaka
思いがけずに大昔のこと懐かしく思い出しました。


いただいたカードはこのようなステキなものです。


ライトがつき20曲のメロディーが流れるステキなものです。
これは文庫に飾って、子どもたちと楽しみましょう。

   






2021年11月27日土曜日

文庫で本を選ぶということ(バンビぶんこの場合)

バンビぶんこには現在6,000冊の本があります。これは利用者が閲覧可能な状況に置いてある本で、実際にはもっとたくさんの本が別置してあります。



このたくさんの本はどうやって文庫に入っているのでしょう?


◯  自分が文庫に置きたい本を購入、うちの場合は連れ合いも図書関係の仕事でしたので、気に入った本を勝手に買ってくれます。

◯  寄贈してくれた本(たまにバンビぶんこ用に新しく購入してくれることもあります)

◯ 杉並区では「地域・家庭文庫への支援」があり、貸与の形で本が文庫に配布されます。非常にありがたい制度で、おかげで文庫の本が充実しています。

私は年2回このために文庫用の本選びをします。選書というものです。

私が文庫の本を選ぶとき、まず考えるのは利用者の子どもの顔です。

Xちゃんは虫が好き、Y君は電車の本がいいかな、この胸キュンの本はZちゃんがきっと好き、この絵の楽しさはPちゃんにぴったり、これはちょっと難しいけどQちゃんに・・・などなど。

〔今はコロナ禍で自由になりませんが、できるだけ子どもの本の専門店、教文館、クレヨンハウスなどで実際に本を手に取って選ぶことを心がけています。〕

しばらくして本が届くと、初めは知らんぷりしてその本たちを面出しで目立つところに置いておきます。その子どもたちがその本を手に取った時の嬉しさったら、心の中で「やった〜」文庫主催者冥利につきます。

もちろん外れる時、薦めても拒否される時、興味がそれてしまうことも、私の思惑ちがいの時もあります。



それでも子どもの顔を思い浮かべながらの本選びの楽しいこと。そのような気持ちで選んだ本はもちろん他のお子さんにも好評のことが多いのです。

文庫で本は命、これからもがんばって本を選びましょう。




2021年11月23日火曜日

「世界中のこどもたち」11月20日は「世界子どもの日」に因んで

 11月20日が世界子どもの日だということを初めて知りました。

元バンビぶんこにきていた方が教えてくれました。

彼女は文庫のクリスマス会で歌ってくれているぽぽぽぽさんのメンバーです。

 『11月20日は世界こどもデーだそうです。それに合わせて今月ぽぽぽぽでは「世界中のこどもたち」を歌いました。世界中のこどもも大人も、国境や性別などボーダーレスに”みんなちがってみんないい”となれるといいですね。』

  ♪ 世界中のこどもたちが

     ♪ いちどに笑ったら

       ♪   空も笑うだろう

         ♪ ラララ 海も笑うだろう


ぽぽぽぽさんの「世界中のこどもたち」の歌を聴いて、私はその歌の本があるのを思い出しました。

それは「世界中のこどもたち 103」  

         平和を作ろう!絵本作家たちのアクション著  講談社 

世界にひろがれ、平和の願い。
103人の絵本作家の思いがひとつになって、この1冊が生まれました。

この絵本は2004年刊の古いものですが、103人の絵本作家たちの平和を願う気持ち、世界中の子どもたちを愛する気持ちが溢れていてとても素敵な絵本です。

子どもたちの平和を願うというこの本を私は大好きで自分用に持っていました。

でもこの本は若いメンバーのぽぽぽぽさんが持っている方がぴったり、早速プレゼントいたしましょう。

2021年11月14日日曜日

「バンビぶんこ」ひらきました

 11月10日 文庫を開きました。

夏休みからなんと4ヶ月ぶりでした。

すっかり忘れられているかと思っていたのですが、何人もの子どもたちが待っていてくれて、この日はコロナ以前の賑やかな文庫風景が続きました。

常連の子どもがほとんどですが、私の病気を心配してくれていた子、何も知らずにやってきた子などさまざまでした。でも子どもたちは長い休みなんかなかったように今まで通りごく普通に接していました。

残念なのはお引っ越ししてしまったファミリーのこと、ずっと開くのを待っていてくれたのですが、休みが長くとうとう返本を友達に託して引越されてしまったとのこと、もう一度会いたかったな。



4か月ぶりに文庫で感じた「子どもっていいな!かわいいな!」そして一人で感動!

近くに塾を開いている友人がいます。文庫にくる子でこの塾に通っている子どもがいます。

塾の先生の言葉です。

Aちゃんも妹のSちゃんも文庫が開いたって嬉しそうでした。

N君は渋川さんが元気になってよかったとしきりに言っていました。でも渋川さんはまだ痛いらしいから先生も行ってみて!





 




2021年11月8日月曜日

バンビぶんこ また開きます

11月10日(水曜日)からまた文庫を開きます。

長らくお休みしてしまい、ご迷惑をおかけしました。

また各水曜日2時から5時まで普通に開きますので、みなさまのおいでを

心からお待ちしています。

          

          



2021年10月20日水曜日

バンビぶんこ 再開します。

 9月の緊急事態宣言下でのお休みに引き続いて長いお休みをしてしまいみなさんに大変ご迷惑をおかけいたしました。


9月末に顔の帯状疱疹になってしまい、外来から緊急入院となり、1週間後に退院いたしました。小岩さんの上をいくご面そうは徐々に治ってきたのですが、神経の病気と言うだけあって顔の感覚のなさと痛みはなかなか消えずに、そのままお休みをいただいておりました。

文庫の玄関まで来てくれた方、本を持ってきてくれた方、本当にごめんなさい。


11月から文庫再開と思っておりましたが、あいにく3日は文化の日で祝日です。


次週11月10日から開かせていただきます
。(午後2時から5時)

みなさまのおいでを心からお待ちしております。




お休みの間に新しい本が入りました。

また文庫の本の並べ方を変えました。新しい並びの書架を良くご覧ください。




2021年9月25日土曜日

彼岸花

 いつからかうちの駐車場に彼岸花が咲くようになりました。

きっとどこからか飛んできたのでしょう。

不思議なことに大きな植木鉢に何本もかたまって咲いているのです。

塀に沿ってまとまってひっそりと、でもよく見ると華やかに綺麗に咲いているこの彼岸花は、うちで虹の橋を渡って行ったたくさんの猫たちが、帰ってきて寄り添って咲いているのだと思っています。



 


         うちのたくさんの猫のうち、最後の猫のヴィヴィットです。

2021年9月10日金曜日

バンビぶんこ お休み延長します

 コロナ状況がなかなか改善されす、東京は緊急事態宣言が延長されてしまいました。

子どもの感染も相変わらず増えているという情報もあり、緊急事態宣言の間ぶんこのお休みを延長します。

お休み:9月15、22、29日


10月6日(水)から始めます。

新しい本もたくさん入りました。読書の秋を楽しみにおいでください。

       バンビぶんこ    渋川慧子



        早くコロナが終わって、みんなと会いたいな〜

2021年8月29日日曜日

バンビぶんこ おやすみのお知らせ

最近 子どもたちの間にも、コロナが流行ってきてしまいました。

子どもさんたちに対する影響を 考えて、しばらくぶんこはお休みにします。

夏休み明けの文庫を楽しみにしてくださっていたみなさんには申し訳ございません。


お休み期間:とりあえず緊急事態宣言が明ける12日までの9月1日、8日はお休みにしますが、

感染状況によっては伸びることもあります。このブログでお確かめください。


   

2021年8月28日土曜日

二人の(元)男の子 ー2ー

夏休み前の文庫の日でした。
開いてまもなく玄関から「こんにちは」の声が。 「はーい」と言って出ていくと、デカイ男の人が入ってきました。 
そうこのブログにも何回か紹介した大学生のS君です。(当ブログ 2021年4月4日参照)
S君の大学は対面授業が多く、授業がおわって帰ってきたのですが、水曜日だったので文庫に寄ってくれたのです。 
この日初めて「何かやりますよ」と言って受付に座ってくれました。コロナ禍で来館人数は少ないのですが、受付に若い男の人が座ってくれるのはとってもいい感じ、
「多様性!」の文庫?  違うか。 
 大学の様子など聞くのはとっても興味深いし、若い人との交流はとっても楽しい!
無造作においてある小学生と違う大きなリュックも分厚い資料もかっこいい。
この日は気持ちがルンルンしてしまいました。
 S君 またきてね 楽しみに待っていま〜す。
ーパソコンから出した大学生のイラストですが、S君はこれに負けず劣らずのかっこいいのですー

2021年8月26日木曜日

二人の(元)男の子 ー1ー

 今年の夏は特別な暑さ、加えてコロナの終息にも程遠く、活発に動けない毎日でした。

そんなある日雑草を抜いていると、若い男性がすぐ脇にあるポストに投函しに来ました。
視線を感じて顔を上げると、ニコニコしながら「ボク 小学生の時文庫に来ていて・・」
「えっつ!」と驚く私に「Nです」「え〜 N君 わからなかった〜」

N君は高学年から文庫に通ってきていた子でした。当時は小学校の男の子が多くきていて、N君も元気な仲間と一緒に顔を出していました。

N君は覚えていないかもしれませんが、バンビぶんこで卒業記念に「お菓子の家」を作ったことがあります。女の子と男の子と別れて2つのお菓子の家を作りました。その時に力を発揮したのがN君でした。誰よりも上手にセンスのある飾りを作り、器用さに感心したのを思い出しました。(当ブログ2016年3月31日、4月1日参照)

小学校卒業後は地域の中学に通っていたN君は下校途中で会うと「こんにちわ」と元気に声をかけてくれる子でした。中学を卒業してからは全然会うことはありませんでした。

今、N君は高校3年生、身長も中学時代よりぐんと大きくなり、かっこいい青年という感じ、なかなか幼顔が出てきませんでしたが、人なっつこい笑顔できちんと話すのは昔と同じです。

コロナ禍の受験を心配する私に「専門のことを勉強している高校だから、コロナは関係ありません。卒業したらすぐに仕事に着くから」

その仕事は庭師さん、家庭の庭木などの整備をする仕事です。きっとかっこいい〜庭師さんになりますよ。うちの猫の額ほどの庭もお願いしたいな〜

近所の若い人と出会っただけなのに、N君の明るさに触れ、何だかこの日は気持ちが明るくなった私でした。


         


2021年8月7日土曜日

バンビぶんこに関わりのある方 2 ー司書になったMさんー

Mさん一家はバンビぶんこの目の前に住んでいました。3歳のRちゃんと赤ちゃんだったJちゃんの3人で文庫に通ってきてくれていました。

Mさん】 それまではもっぱら移動図書館「たびびと君」利用でした。

*「たびびと君」懐かしいですね。杉並区でまだ区立図書館が少なかった頃にあった移動図書館です。

 

本好きのMさんとお子さんたちは 毎回のように文庫に顔を出して絵本を楽しんでいました。その頃文庫では、横矢さんが百人一首を子どもたちに教えてくれていました(当ブログ2021311日参照)。その時Rちゃんが百人一首の練習に参加、何と3歳で句をたくさん覚え、文庫で百人一首の話題が出るときに「3歳児でもできる百人一首」として今でも語り草になっています

Mさんは文庫のクリスマス会でも演技をして盛り上げてくれていました。 そして当時バンビぶんこが参加していた高井戸区民センターでの読み聞かせにもボランティアで参加してくれていて、とても助かりました。

Mさんと文庫での付き合いを考えたときに最初に思い出すのは、「誠実さ」と言うことです。






Mさんはお連れ合いの転勤で杉並から離れ、6年間も通ってくれていたバンビぶんこともお別れとなりました。

数年後Mさんは地方から戻り、住まいを構えた近隣の区に落ち着かれました。

Mさんのその後です。


Mさん】 図書館業務についてはほとんど知らないまま近所の公立図書館の業務委託の会社のパートを始めました。カウンター業務・配架・予約本の仕分けが中心です。絵本については、長く読み継がれる名作が多く何年も前にバンビ文庫で、親子で存分に楽しんだのがとても役に立ちました。

改修工事で一時業務縮小になった期間に、司書講習を受けに行きました。

2カ月間という短期間での詰め込みは、かなりハードでしたが本当に勉強になりました。特に、図書館の仕事は本が相手ではなく人が相手のサービス業だということを叩き込まれたような気がします。(つい本の方に没頭してしまいそうですが)。

昨年度から指定管理に変わり、仕事の種類が格段に増えました。短時間勤務のパートなので、仕事の覚えはゆっくりですがいろいろな本に接することができるのは楽しく音訳ボランティアと両立させて続けていきたいと思っています。

 

私は知らなかったのですが、Mさんは「点字図書館の音訳ボランティア」を20年も続けていらっしゃるそうです。素晴らしいですね。

 

Mさん】 バンビぶんこ時代に高井戸区民センターでの読み聞かせに参加させていただいたのが“声を出して読むボランティア”のきっかけだったかもしれません。

 

とおっしゃってくれています。嬉しいことです。

図書館員と聞くと他人事ではいられない私なのです。Mさんの真面目な仕事

ぶりが目に浮かびます。これからの活躍を大いに期待しています。




 

 

 
 

 

 

2021年7月23日金曜日

うちの金魚に名前がついた


 

10センチ以上にもなるでっかいうちの金魚、何回かブログにも紹介しました。

この2ひきのでか金魚は文庫の子どもたちの人気者、文庫のある水曜日には朝餌をあげずに子どもたちにあげてもらっています。午後まで我慢してもらってる金魚たちには気の毒ですが、子どもたちが「きんぎょちゃん ごはんだよ〜」と声をかけて幼い手で餌をあげると寄ってきてパクパク元気に餌を食べます。自分たちがあげたごはんを食べる様子を見て子どもたちも満足そう。生き物とのふれあいって本当にいいですね。


今学期最後の文庫だった一昨日、金魚にご飯をあげてくれた2年生のkちゃんが「この金魚名前ないの?」と聞いてきました。金魚の名前を聞かれたのは初めてで「名前はないの。kちゃん名前つけてくれる?」「いいよ」


そしてkちゃんが小さい金魚が「リリ」、大きい金魚が「ミミ」と命名してくれました。


  左:リリちゃん  右:ミミちゃん

     どうぞよろしく。





2021年7月19日月曜日

夏休みのお知らせ

 夏休みのお知らせ

 7月28日から8月25日

 

  7月28日、8月4日、11日、18日、25日の各水曜日は

   お休みです。


  7月21日には夏休み用にたくさん本を貸し出します。

  (1人10冊まで)

  夏休みにいっぱい本を読んでね。


 9月1日から2学期の文庫を始めます。







  



 

2021年7月15日木曜日

七夕飾りの続き 七夕短冊


 

今年は七夕さま本番の7月7日が水曜日の文庫開催日でした。笹が元気なように当日の朝用意したので文庫での飾り付けは1日のみ、それでは短かいので、次の文庫の日まで飾っておきました。

改めて短冊を見直し、一部を載せることにしました。


「彦織の 今年(こぞ)もまみえず 厚き雲」(連れ合い)

「テニスでね レギュラー取って 優勝だ!」(中学生)

「単位の取得とコロナに感染しない!!」  (授業帰りの大学生)

「ぷりんせすになりたい」         (幼稚園児)

「学校のみんなとなかよくできますように」  (小学生)

「かぜをひきませんように」         (幼児のお母さん)

「健康的な生活を送ってマイナス3kg」   (インタビューに来たお姉さん)

「かぞくがながいきできますように」     (小学生)

「子供の夢が叶いますように」        (お母さん)

  他いろいろ  

 私の短冊はいつも同じ

「健康第一」「世界が平和になりますように」「子どもたちの将来が幸せでありますように」  他にもあるけど内緒です。



2021年7月11日日曜日

再会?

 バンビぶんこは毎週ボランティアの方がお手伝いに来てくれています。第1週から5週まで5人の方が決まっています。

受付に座って、来た子どもたちの記名、返却、貸出手続きなど、私より手早く、確実に対応してくれています。コロナ禍で来館する子どもが以前より少ないのですが、来てくれるのは本当にありがたいことです。

みなさん随分長いこと関わってくれているので、子どももすっかり覚えています。


コロナ禍で密接!と言われそうですが、会った途端にこんな関係のお二人もいるの


です。この子はバンビぶんこが大好きと言ってくれますが、たくさんの本と○さんに会えるのも楽しみなのかも。

2年ぶりの七夕飾り

去年の7月7日は緊急事態宣言の影響で文庫は閉鎖、7月の半ばから心配しながらやっと再開したのでした。今年も心配しながらですが、3月から 感染対策をしながら静かに文庫を開いています。

今年の七夕7月7日は水曜日、文庫に笹を飾って短冊や飾りの飾りつけをしました。

去年1年とだえただけですが、なんだか懐かしく、子どもの書いた字がいとおしく感じられました。

来年もこの日常が続きますように!

2021年6月19日土曜日

文庫の予定 6月、7月

6月の予定

 2、9、16、23、30日(全水曜日)  午後2時〜5時

  30日は第5週ですが、いつも通り開いています。

  まだコロナ禍ですので、手作りあそびなどはできません。

7月の予定

 7、14、21日(全水曜日)    午後2時〜5時

 7日は七夕さまです。短冊に願いごとを書いて笹に飾りましょう。









2021年6月13日日曜日

バンビぶんこにあるメダカの本

 久しぶりにメダカが庭の住人になりました。


早速文庫にあるメダカの本を集めてみました。


「小さないのちーメダカの誕生ー」
写真・文 佐々木崑
フレーベル館 1979




科学のアルバム「メダカのくらし」
草野慎二
あかね書房 1987




「ザリガニ・メダカ」講談社カラー科学大図鑑
種村ひろし著
講談社 昭和59年

どれも超古い本でした。生物の本なので、とりあえず古くても大丈夫のようです。






2021年6月12日土曜日

メダカ



 「メダカいりませんか?」と言う電話がありました。前から欲しいと思っていたので、喜んでいただきました。




メダカは2.5ミリほどの赤ちゃんです。たくさんの赤ちゃんメダカが元気よく泳いでいます。
少しだけガラスの瓶に移して、水曜日文庫の日に来館した子どもやおとなたちに見てもらいました。
「わぁー 小さい、かわいい〜」のたくさんの声。
これから大きくなる様子を見せられたら良いなと思っています。
メダカちゃんたち 大きく育ちますように!






メダカたちは庭のこんなかめに移しました。



2021年6月5日土曜日

はらぺこあおむし

 エリック・カールさんが今年(2021年)5月23日に亡くなられました。

誰もが知っている「はらぺこあおむし」が私も大好き、以前から大型絵本から小さなものまで揃えていました。


左端の絵本が一般的なA4版の「はらぺこあおむし」です。

  (うしろのねこ2ひきはテレビに乗っているぬいぐるみ、キキとネコバスです、はらぺこあおむしとは関係ありません)

    




手作りのあおむしを絵本にあいた穴に通しているところ。
この大型えほんはクリスマス会の時に、幼い子どもたちが演じる定番になっています。



2021年5月24日月曜日

「施設の子に本を贈ろう」東京新聞にも掲載されました。

 東京新聞 2021年5月21日(夕刊)にも掲載されました。


施設の子に本を贈ろう」「

「教科書が読み物」に衝撃



出身の学生「100ヶ所に100冊ずつ」ネットで寄付募る

「教科書が読み物」に衝撃

「本が読みたいから教科書貸して」
 プロジェクトを立ち上げた山内ゆなさんは昨年春、同じ施設で暮らしていた小学生の女の子の言葉にショックを受けた。本好きの山内さんにとって、本は「他人の人生を知り、人とつながっていると感じられる」大切なもの。友人に借りるなどして毎月十冊は読んでいたという。
 しかし当時は新型コロナウイルスのため学校は一斉休校中で、友人と会うこともできない。施設に本を買う予算は潤沢でなく、寄付された本はあっても、同じタイトルのものも多かった。子どもが読みたい本がなく、教科書が「貴重な読み物」になってしまっている現実を痛感し、本を増やし、子どもが好きな本を選べるようにしたい、と思った。(中略)
高校生のキャリア教育などに取り組むNPO法人CLACK(大阪市)の強力をえて、
昨年12月に施設の子どもに読んでほしい「とっておきの一冊」を、メッセージを添えて贈ってほしいとツイッターなどで発信した。(中略)
本を選びながら子どもや、子どもが暮らす施設に思いを巡らせてほしい。そんな願いも込めた。(中略)
山内さんを応援する東京都内の男性は「施設のイメージを変えたい、という思いに共感した。自分の人生を振り返りながら本選びに悩むのが楽しい」と声を弾ませる。
 寄付は三十一日まで。CFサイト「レディーフォー」で「JETBOOK]と検索。
(後略)


2021年5月17日月曜日

JETBook作戦をご存じですか?

児童養護施設の子どもたちにあなたの最高の1冊を|JETBOOK作戦

                     
  先日ネットを見ていて、「児童養護施設の子どもたちにあなたの最高の1冊を|JETBOOK作」という クラウドファンディングがあるのを見つけました。 
 JETBOOK作戦とは、児童養護施設に、1人一冊の本を想いを込めて送るという作戦です。
 まず、よりたくさんの人に児童養護施設について知ってもらえるきっかけになればと思っています。
 そして、児童養護施設のことを理解していただいた上で、人1冊ずつ、なぜその本が好きか、その本のおすすめポイントなど、その本にかける想いや、子どもたちへのメッセージを添えて、送ってほしいです。
  児童養護施設を知ることと、その施設の子ども達に、 自分の人生で出会ってきた最高の1冊の本を送るという, 学ぶことと、届けることを繋ぐ作戦です。
  きっかけと思い 私がこの作戦をしようと思ったきっかけは、 
・たくさんの人に児童養護施設について知ってほしい。 
・児童養護施設に本がすごく少ない。 
・実際生活している中で年下の子から「本を読みたいから教科書を貸して欲しいと言われた事がある」 
・未だにネット環境が整っていない児童養護施設は少なくなく、情報を得る機会が少ない。 
・今すぐ全ての児童養護施設にネット環境を整える事は難しい。 
・つながりを感じられるものにしたい。 
・施設の子どもたちに施設以外にも頼れる人がたくさんいることを知って欲しい。 と思ったからです。 ......................(中略) 

 ・本にこだわる理由 情報を得る機会を届けたいなら施設にネット環境を整えたらいいのではないか?と思う方もいるかもしれません しかし、個人情報の保護など、子どもたちの安全面の確保、施設の子全員にネット環境を整えることは、金銭的に難しく、今すぐに整えることは難しいように感じています。 
また、そもそもインターネットで検索するのも言葉を知らないとできません。 それに比べて本は手に取ることでたくさんの言葉に出会うことができ、世界を広げられると思います。

 さらに、さまざまな理由で大人を信じることを難しく感じている子どもたちにとって、1人1冊限定で本を届けることには非常に大きな意味があります。 ・繋がりを感じられるものにしたい 本という目に見える形で、「その本の数の人が応援してくれているんだよ。支えてくれているんだよ。自分を気にかけてくれる人がたくさんいるよ。人を頼っていいんだよ」というメッセージを、児童養護施設に住む子どもたちに届けられたらいいなと思っています。

 私は大学生のとき、児童養護施設と関わりのあるサークルに参加していました。 その時には、まじめに施設のことを考えていたのではなく、ただ施設訪問をして、子ども達と遊んだり、簡単な勉強をみたり、イベントのお手伝いをするだけでした。でもそれ以来児童養護施設が 話題に出ると他人事ではない関心と心情を持っていました。

「児童養護施設と本」というテーマが目に入った時、ビィッビィッときて、ネットを開き すぐにこのクラウドファンディングに参加しました。
このプロジェクトの嬉しいところは、 自分の贈りたい本を選べることです。「最高の本」「宝物の本」と言われていますが、私は 迷うことなく「保健室経由、かねやま本館。」(松素めぐり著 講談社)を選びました。今子ども達に一番読んでもらいたいと思ったからです。

 子ども達がたくさんの皆さんから贈られた本を読んで、楽しんでくれれば嬉しいですね。 それに上のコメントのように人とのつながりを感じてくれれば・・・このプロジェクトを考えたかたに感謝と拍手です。

2021年5月9日日曜日

バンビぶんこに誕生日カード

 連休明けの6日、嬉しいカードが届きました。
 バンビぶんこの誕生日カードです。
1977年5月設立のバンビぶんこは今年で44才になります。 思えば長く続けたものだと思う反面、設立当時のこともフレッシュに思い出したりして、あっという間だった気がします。

  カードを送ってくれたのは、文庫のお仲間ですが、周りの方々が文庫に思いを持ってくださっていることが、何より嬉しく励みにもなる私です。 
Tさんありがとうございました。 
いつまで続くか全くわかりませんが、とりあえず頑張っていこうと思っています。

2021年4月27日火曜日

緊急事態宣言下の文庫について

 緊急事態宣言が三度出されました。4月25日〜5月11日

今回の文庫は4月28日のみが対象になります。(5月5日は祝日で文庫はお休み)


とりあえず、28日は文庫を開きますが、本の貸し出し、返却のみといたします。

また事態が変わりましたら、お知らせいたします。

みなさまにはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。