2010年5月8日土曜日

元気に泳げよ「こいのぼり」


バンビぶんこで子どもたちがこいのぼりを
つくりました。全紙大の模造紙に大きな
こいのぼりの輪郭をゆなちゃんママが
描いてくれました。子どもたちが折り紙で作ったうろこの
一つ一つに名前や絵を描きました。
それをこいの身体に貼り付けていくと、ほら!
大きなこいのぼりのできあがり。色がとってもきれいでしょう。
5月5日には道行く人にも見てもらおうと、門から入るところに
かざりました。たくさんの人見てくれたかな?
みんなで協力してできた「ぶんこのこいのぼり」、元気に泳いでいました。

2010年3月29日月曜日

二世ばやり


 近頃二世の話題がいっぱいです。よく話題にのるのは二世の政治家のはなし、これはあまり良い印象ではなく、政界の中央に君臨している二世、三世の政治家は苦労しらずのおぼっちゃまばかり、これでは国民の本当の暮らしなどわかるはずがなく、制限をするべきだとかさかんに言われています。
 気がつくと芸能界も二世がいっぱい、親の七光りが有効な世界なのでしょう。
同じ二世でもスポーツ界では割合がぐっと減ります。やはりスポーツは結果がはっきりわかるので、二世といっても実力がなければ生きていけないのでしょうね。
ここに二世大歓迎の世界があります。それはバンビぶんこ。開設33年になるバンビぶんこではこのごろ二世の利用者がたくさん来てくれるようになりました。もともと友達や知り合いだった方の娘さんが結婚されてまたこの地に戻って来て、お孫さんがぶんこに来てくれることは前からありました。二世の利用者の最高齢のお子さんはもう高校生です。
 最近は利用者のお子さんのお母さんから「私子どもの頃バンビぶんこにきていたんです」娘さんの場合は旧姓を聞くと「ああ あの●●ちゃんね。」そういえば昔の面影がはっきりと、そしてそのお子さんにも、お母さんの面影が。 何十年ぶりなのに、名前が出たときは我ながら、やったー。お母さんになった
本人も「覚えていてくれたのですかー!」と嬉しそうです。
 男の子の場合「うちの主人が前バンビぶんこにきてたそうですが」なんて言われて、「えっ そういえば●●君のお嫁さん!?」なんてやり取りがしょっちゅうあります。奥様も知らない幼いころの姿を思い出し、それを話題にできる、なんとも長く続けている文庫冥利につきる時です。この地に長いこと住んでいる私としては、若い人達がこの地に戻って来てくれることもとても嬉しいものです。昔のやんちゃ坊やだった子どもがすっかり立派な父親になって、そのお子さんに昔の面影をみつけたり、時の経つ早さを想いながら何とも嬉しいときをすごしています。

2010年2月8日月曜日

ももこちゃん



 文庫のブログに何故かワンちゃんが登場、長年文庫のお手伝いをしてくれているTさんの愛犬です。
御年13歳、おばあさんの年齢です。ちょっと具合が
悪いとき、飼い主であるTさんが文庫のお当番で出かけようとしたとき、その姿を見て急に呼吸が早くなりハ~ハ~いいだしてしまいました。おいていかれるのが不安だったのでしょう。仕方なく文庫に連れてきたのがはじまりです。
 もともと動物大好きの私は大歓迎、猟犬だという甲斐犬のももちゃんは人間の言うことを良く聞く大人しいワンちゃんです。
 犬好きの子どもたちともすぐに仲良くなりました。はじめこわごわだった子どもたちはそっと手をだし、だんだん慣れてしっかりなでられるようになりました。社宅やマンション住まいで動物とじかに触れ合うことの少ない子どもたちには良い経験になっています。もちろん大人しいといっても動物です。Tさんはきちんと動きを見て、気を遣ってくれています。
 ももちゃんも慣れてくると文庫の中を歩き回り、おかあさんに怒られています。その姿の愛らしいこと。文庫の人気者となったももちゃんまた来てね。待っていまーす。

2009年10月12日月曜日

 紙コップのランプ作り(第5週ミニイベント)

 文庫では第5週があると、特別なミニイベントを することにしています。

第5週だと普段習い事で文庫にこられない子どもも参加できるから結構

にぎやかなのです。

 今年は初めての第5週(7月にありましたがは夏休み中だったので)、年初めに話していたOさんに何かお願いしました。Oさんはいつも子どもの喜ぶイベントを考えてくれるのです。

 今回は「紙コップを使ったランプづくり」 

使うのは紙コップ2個、LEDライト、カッター、セロハンテープ。

紙コップに窓やドアーの絵を書き、それをカッターで切ります。大きい子は

カッターを使って、小さい子は大人に切ってもらいました。

中にLEDライトを入れて、スイッチを入れると窓から光がさして、ほらとってもきれい!右の写真を見てください。子どもたち大満足してくれました。

アイディアと材料用意してくれたOさんありがとう。







2009年5月19日火曜日

呼ばれ方は何がいい?

 先日新しく文庫に入った小3と年長さんの二人のお子さんのお母さんから私のことを
「子どもたちが何と呼んだらいいですか?」といわれました。そんなこと聞かれたことなかったので思わず「何でも呼びたいようによんでいいですよ」と答えました。そこにいたベテランのおかあさんが
「shibukawaさんでいいんじゃない」といい、「shibukawa さん」ということになりました。でも私は30余年間「文庫のおばさん」ですごしてきました。子どもたちは「おばさん」「先生」「shibukawa さん」といろいろ。(そうそう外国人のお母さんに「おばあさん」と言われたこともあったっけ!仕方ないよね、その年なのだから)
 このはなしを文庫をやっている人達としていたら、ある方が「絶対に名前で呼ばせるべき。どんなに小さくても一人の人間としての付き合いなのだから」と普段押し付けない方ですが、すごく強行に言われました。そういえば私は小学校の読み聞かせやブックトークの時は自分のことを「私」といいます。
学校で「おばちゃんねー」と話しているのをきくと違和感もありました。
でも文庫でおばさんと言われたらやっぱり「はい」とこたえてしまうと思います。

 それで考えてみれば私は兄、姉のことも名前で呼び、お兄さん、お姉さんと言ったことはなく、妹からもお姉さんと言われたことがありません。親も名前で呼んでいました。一人一人を独立した子どもとして接していたのでしょうか?
 でも連れ合いは名前でなく「おとうさん」と呼んでしまいます。
そしてもう一人の家族の本名は「ヴィヴィット」彼女は「ヴィヴィ」
「ビビぞう」「むちゅめ」「めご(めんこい《かわいい》子)などなど
たくさんの呼び名があります。なんて呼んでも「ニャー」と返事をする
かわいい存在です。




2009年5月11日月曜日

雑誌に載りました




ブログ再開しました。一月に私が体調を崩して、そのままブログはお休みになり、なんと今年初めての投稿です。
上の写真はバンビぶんこがある雑誌の取材をうけたときのもので、これが雑誌にのったものの一部です。大きく見開きで「えー!こんなに大きくはっきり写っちゃっていいのー?」と思ってしまいましたが、
写っている子どもたちのお母さんたちはぜんぜん気にせず、この雑誌を買いに走った人がほとんど、
文句が出なくて、逆に喜ばれてほっとしました。
 さてその雑誌のタイトルは《できる子は10歳までに作られる》、これ特集じゃなくて誌名そのもの
なのですよ。これもびっくり!こんな誌名の雑誌があるなんて、全く無知だった私です。
私だったらちょっと手はださないタイトルです。でも文庫にくる若いまじめな子育てに熱心なお母さんたちに聞くと「ちょっと手にとって見てみたいですね」という返事。
時代が変ったといってしまえばそれで終わりですが、反対するだけでなく、そういう事実があるのを
考えていかなければと思わされました。
 それにしてもそれぞれの子どもたちの表情が良く撮れていること、やっぱりプロのカメラマンですね。取材してくれて、ありがとうございました。

2008年12月28日日曜日

「十三等分の時計の秘密」のその後

タイトル「ブックトーク in T 小学校 1」の中で「十三等分の時計の秘密」という本を
紹介しました。この本をお貸しした中学生から返事をいただきました。

《・・・略
理由は特にわからないのですが、ずっとこの本のことが引っかかっていたので、(読んで)
すっきりしました。あらためて読んでみて感じたことは、”恐い”でした。
私が読んだ本の中で主人公が全く救われないまま終わり、なおかつそれがくり返されるという
のは覚えている中ではありません。この本はこれからも忘れないと思います》

読書家の彼女の読書範疇からはみ出た本だったようです。実は私でもこの本を最初に読んだとき
には衝撃をうけたものです。でも若いときに読んでおけば良かった本というネット上の意見もあり、
若さそのもののAさんには良い読書の経験になってくれたものと信じています。