2013年7月31日水曜日

パラグアイに行ったYさんファミリー

お里帰りしたときにいただいたパラグアイの
壁かざり。
いつも居間に飾っています。
春は別れと出会いの季節といいますが、バンビぶんこではこの夏に大きな別れがありました。
 その一つはYさんとR君T君兄弟のご一家がお父さんの仕事でパラグアイに行かれたことです。パラグアイは南半球で日本とは地球の反対側にあたる遠い遠い国、あまり日本ではなじみのないところですが、なんとここがYさんの故国なのです。Yさんはパラグアイから日本に来て、お子さんの幼いころから高井戸に住んでいたのです。 夏休み前の文庫が終わるころ3人が見えました。「今度2年間パラグアイに赴任することになりました」Yさん嬉しいでしょう?と尋ねると「ええ とても嬉しいです」と満面の笑み、良かったわね。これから中学生と小学校高学年になるお子さんたちも、お母さんの故国での2年間は素晴らしい経験をされることでしょう。もうパラグアイで生活を始められたYさん一家、幸せが見えるようです。

 Yさんがまだ来たばかりのころの忘れられないエピソードがあります。
文庫のある日Yさんが大きな丸い手づくりケーキを持ってきてくれました。そういえばYさんは何でも手づくりが得意でケーキなんかプロ級なのです。
その日は結構たくさんの子どもたちが集まっていました。まるでケーキ屋さんから届いたようなこのケーキをみて「すごい!」歓声をあげる子どもたち、Yさんは静かに一言「今日は私の誕生日なのです」
それからは大騒ぎ、何本かローソクを見つけ出して、みんな集合して大きなケーキを前に「Happy  birthday  to you  Happy  birthday  to you  Happy  birthday dear Yさん  Happy  birthday  to you 」とYさんを知る人も知らない人も子どもも大人もみんなで大合唱になりました。もちろんこのあとはケーキを「いただきまーす!」おいしいおいしいケーキでした。

ふとみるとYさんの目からうっすらと涙が・・・それを見た私の目からも・・・


2013年7月11日木曜日

ミニカトレア

《文庫関係のことではないのですが、ほかにブログもツイッターもしていないのでお許しを!》

親しくしているクリーニング屋さんがいます。Jさんです。集配日にはお互いに時間があると勝手なことをおしゃべりをします。口が悪く、二人でポンポン言い合っています。
今年「母の日」のことです。一人暮らしのお年寄りと知り合いのJさんは配達の途中でこの方たちにカーネーションを届けたそうです。「ついでに寄っただけなのに、えらく喜ばれちゃったよ」とテレ屋のJさん。「それはもらった人嬉しいよ。Jさんって本当は優しいんだね。ところでこの私めにはないの?」といつものとおり 冗談を言う私。
で しばらくたったある日「ピンポーン」とチャイムがなりました。出ていくと玄関に立っていたのはJさん「これでいかがでしょう?」となんとミニカトレアを渡してくれたのです。「えー!ありがとう」思わずびっくりする私でしたがJさんはすぐに退散、やっぱりテレ屋なのです。お花を貰うのって本当に嬉しいものです。とってもきれいなかわいいミニカトレア、長いこと咲いて心をなごませてくれました。ありがとうございました。躰体がでかく、むくつけきJさん、やっぱり心は優しい人なのです。
ステキでしょう。可憐さが私にぴったり!?

2013年7月8日月曜日

かたつむり

梅雨さなか雨模様の文庫の日、桑の実を採りにでた子どもたちがかたつむりを見つけました。我が家はかたつむりが多く、毎年南側の玄関のたたきに4~5センチもあるかたつむりがはっていて、踏みつぶさないように気をつけて出入りしているほどです。でも子どもたちには大きなかたつむりは珍しいらしく、結構大きな庭のあるうちでもほとんどみないそうです。
そこでかたつむりの観察となりました。
ほら ここに大きなカタツムリがいるよ。
あみざるにはわせてみました。大きいでしょ。

もう一匹いるよ いるよ

ゴルフ練習ボールと比べてみました。
やっぱりこのかたつむり大きいね!
かたつむりは2匹いました。つかめる子、こわくて触れない子、でもみんな興味があって大騒ぎになりました。十分観た後は元いたところに戻してあげました。せまい文庫入り口の空間ですが、結構子どもと自然のふれあいになって嬉しいことです。
 


バンビぶんこにある「かたつむり」の本はこの2冊です。
かたつむり  徳田之久文・絵 フレーベル館
昭和51年





カタツムリ 七尾純 他著 偕成社 1975