2019年12月23日月曜日

いまさらですが、秋の夜長のおはなし会② 食事編

おはなし会が終わったら、みんな大好きなお料理づくりです。

みんなで考えたメニューは「ハンバーグ」「サラダ」「スープ」「ごはん」「デザート」

 怖いおはなしから逃げ出した2人が、先に台所に来て、ご飯を炊く準備。
我が家の食事係のつれあいが指導。

みんなで集まって、メインのハンバーグを作ります。それにしても「ハンバーグ」って
子どもたちが大好きなのですね。春休みのお花見の会でも、6年生が作ったのはハンバーグでした。

リンゴ、ブドウ、キウイなどくだものを角切りに
したものを大きな深皿にいれます。真ん中に炭酸水のボトルを
置いて蓋を取ると、ザ~と炭酸が流れ出し、おわがあふれてとてもきれい。
あらかじめ炭酸水を適当に振っておくそうです。

メイン・デッシュの出来上がり。
ハンバーグ、チーズ、フライドポテト、レタス、トマト、
レタスのスープ、ごはん


デザート

自分たちで作った夕ご飯、おいしーね!
食べ盛り?お腹いっぱい食べました。



今さらですが、「秋の夜長のおはなし会」①

このところブログの日付の順番が逆ですみません。

今さらですが、「秋の夜長のおはなし会」を報告します。

もともと夏休みに上級生に「怖いお話」をする予定が伸びて、やっとこの時期に開催となりました。最近は子どもの予定がいっぱいでなかなか日にちが合いません。いつものコアメンバー中心に4人の5年生が参加してくれました。

5年生にはおはなしのほかに「晩ごはんを作ってみんな(私とつれあいもいっしょに)で食べる」というお楽しみ付きです。
食材を買うところから始めようと、4人と私で近所のスーパーでお買い物です。
自分とは違う子どもたちの家庭の食生活がわかって興味深かったです。

私にはメインテーマの「怖いおはなし会」の始まりです。
部屋を暗くして懐中電灯で照らして雰囲気満点。
子どもたちもおはなしに参加していろいろはなしたあと、怖いのが苦手な2人は退出、残った2人相手に、聊齋志異のなかの「宿屋の怪」を話しました。すごく怖い~と思っていたのに、2人はそれほど怖くなかったと言われ、がっかり、話し方が下手だったのかな?

聊斎志異」

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聊齋志異』(りょうさいしい、聊斎志異)は、中国の清代の短編小説集。作者は蒲松齢(1640年(崇禎13年) - 1715年(康熙54年))。 藤田祐賢によれば「中國古来の筆記小説の系統を引く數多い文語體の小説の中に在って、短編小説として最も傑出しているという ...

2019年12月16日月曜日

ケガしました

11月半ば過ぎ、普段乗り回している自転車に何故か乗りそこない、ケガをしてしまいました。12月に向かってこれからが大変という一番大事な時期でした。
左足膝裏にひびが入っていて、それからずっと松葉杖と車いすの生活です。

12月1日のクリスマス会はみなさんの絶大なサポートをうけ、何とか無事に例年通りの会を開くことができました。(HPにはそのうちアップします)
縁あって外国旅行(フォーラム参加)の予定があったのですが、これはキャンセルし、周りに大迷惑をかけ、私自身も残念で情けない思いでいっぱいでした。

何故今頃になってケガしたなんて載せようと思ったかと言うと、思いがけないお見舞い、あたたかいはげましをいただき、悪いことの中にも嬉しい思いができたからです。

お見舞いに遠くから持ってきてくれたお花、クリスマスツリーがかわいい。


私がリハビリに行くため車いすに乗っていたのをちょっとみたKちゃん、お母さんに私のことを話したそうで、文庫の日にKちゃん、妹のRちゃんとお母さんと3人でお見舞いに来てくれました。文庫でお会いしたの久しぶりでしたが、とても嬉しかった。

車いすはアピール度が高い?文庫の子どものお母さんたちがお手伝いあったらとお声をかけてくれます。
有難いことです。
(いろいろいただいたお声の一部です)
いつまで車いすのお世話になるのかな?





2019年11月24日日曜日

バンビぶんこ  クリスマス会 2019

バンビぶんこ  クリスマス会 2019 》 のお知らせ

日時:12月1日(日)  午後2:00~4:00  
場所:高井戸東都営住宅オープンルーム(高井戸東4-28-5)

会費:無料  
連絡先:渋川
    090-7804-5536

        ( 詳しいプログラムは前のページ)
          
 ☆ 手品
 ★ 子どもが演じるペープサート
 ☆ 玉すだれ、皿回し
 ★ 貼り絵シアター
 ☆ ぬいぐるみオペレッタ
 ★ ライブ 歌と絵本とコラボ
 ☆ ビンゴゲーム
    全員にステキな?景品あり

    どなたでもどうぞおいでください。お友達も誘ってね。お待ちしています。

* 都営住宅オープンルームは高井戸東郵便局の前の道を、左(東)に進み
  道にぶつかったら左折して、2番目の小道を左折、都営住宅の入口を入り左側。
  白い3階建ての一階です。(案内が貼ってあります)
  
  

クリスマス会 プログラム 2019

    クリスマス会 プログラム 2019
           




      バンビぶんこ クリスマス会
 

        2019プログラム

   ぬいぐるみオペレッタ《10人のサンタクロース》
               文庫の子どもたち+大人たち
   手品                  内藤さん
   玉すだれと皿回し、竹遊び        吉原さん 桑村さん
   親子で貼り絵シアター《おばけだじょ》    鈴木ファミリー
   ペープサート《くんちゃんのだいりょこう》   
                    文庫の子どもたち
   ライブ、絵本とコラボ             ぽぽぽぽ+toiさん 
   ビンゴゲーム              みんなで

2019年11月11日月曜日

「ぽぽぽぽ×toi」ークリスマス会イベントー

クリスマス会のイベントの一部を早々とお伝えします。
お楽しみに!

「ぽぽぽぽ×toi」

toiさんのパフォーマンス絵本
子供も大人も楽しめる歌をコーラスとピアノでお届けするグループぽぽぽぽです。今回は絵本を読みながら歌ったり踊ったりする「うごきだすえほん」集団のtoiさんと特別バージョンでお届けします。

「ぽぽぽぽ」さんは大人も子どもも一緒に歌う楽しいグループです。
クリスマス会参加は今年で4回目、最初のときにお腹の中にいた赤ちゃん二人、
去年はお母さんの抱っこバンドのなかで歌に参加、さあ今年はどんなになっているかな?
2回目から参加の子どもたちの成長を見るのも楽しみ。
でも何といっても元気いっぱいの歌に会場全体が盛り上がります。歌っているご本人たちが本当に楽しんでいる様子に、見ている子どもも大人たちもみんな一つにつながります。

今年は「うごきだすえほん」集団toiさんとのコラボもあり、期待が高まります。
どうぞみなさまお楽しみに!

2019年10月30日水曜日

ペール・ギュント

ラッカム画「トロルたちとその王たちの前に立つペール」
(『イプセンのペール・ギュント』の口絵


 
これは本の展示会で使った挿画パネルです。
ハロウィーンとは全く関係ありませんが、絵が何となくハロウィーンのような雰囲気をもっています。それでこの時期に居間に飾りました。

ペール・ギュントは、1867年にノルウェーのイプセンが書いた戯曲です(ちなみに日本では大政奉還の年)。
ペール・ギュントは物語の主人公の名前です。彼は夢想家で大ぼら吹きでした。これは、ペールが世界を旅して、最後に年老いて故郷に戻るまでの波乱万丈の生涯を、ドタバタと描く物語です。
この放浪の人生の旅の中で、トロルが出てきます。これは魔王と手下のトロルがペールを待ち構えているところに、ペールがやってきたところの絵です。
久しぶりに昔よく耳にした、グリーク作曲のペール・ギュントを聞き懐かしい思いがしました。

2019年10月24日木曜日

「くんちゃんのだいりょこう」ークリスマス会イベントー

「くんちゃんのだいりょこう」ペープサートにします。

今年のクリスマス会の子ども用イベントは、「くんちゃんのだいりょこう」のペープサートに
決まりました。脚本はクリスマス会スタッフのおなじみAさん。演じるのは2,3年生の文庫メンバー、ふだんの文庫でもおなじみのこどもたちです。
さて、どんなだいりょこうになるのかお楽しみに!
ドロシー・マリノ文/絵
石井桃子訳
岩波書店 
鳥さんがあたたかい南の国へいくのをみて、くんちゃんが、自分もいく!といいだして、いろいろトライします。認めるお父さんクマすてきです。なんども忘れ物をしては山を下り。その繰り返し、お母さんのやさしさ、あたたかがて心にぐっときます。シンプルな絵の線のなかに、大きな家族のあたたかみがこめられてて、読んだ後ほのぼのとした気持ちになりました。

2019年10月21日月曜日

クリスマス会2019 第一案


バンビぶんこクリスマス会 2019 第1案

日時:2019年 12月1日(日) 午後2時から
場所:都営住宅オープンルーム 高井戸東4-28-5

演目(予定):ペープサート
       ライブ(うたと絵本のコラボ)
      マジック
      和芸(玉すだれ、皿回し)と遊び
      人形たちの歌      
      ダンス?
      ビンゴゲーム
      ほかにもいろいろあるかも。


クリスマス会は12月第一週の日曜日と決まっているので、
今年は12月1日に決まりました。
クリスマス会というのには、ちょっと早いのですが、
巷では十分クリスマスモードだと思います。
早めのクリスマス会をお楽しみください。

具体的には次回お知らせします。どうぞお楽しみに!
        

2019年9月22日日曜日

「カブトムシ」親子2代で読みました。

近所に親子2代にわたって文庫に来てくれている家族があります。
お父さんと幼稚園の息子さん、もちろんお父さんは昔は子ども、お姉ちゃん、妹さんと3人兄弟で文庫に通ってきてました。
その男の子が今は2人のお子さんを持つお父さん、お嫁さんが2人のお子さんと文庫に来ています。
幼稚園児のY君は大の昆虫好き、文庫では昆虫の本を中心に借りています。
構成・文/吉家世洋
絵/松崎康生
あかね書房 1988

先日Y君が「そだててみよう① カブトムシ」という本を借りて家で読んでいました。するとお父さんがそれを見て「この本 なんかみたことがある」と言って、うちの中で昔読んでいた本を探したのですって。すると「あった あった」昔の荷物から同じ本が出てきたそうです。やはり虫好きのお父さん、買ってもらってたんですね。
さすが虫好き親子、「カブトムシ」の同じ本を一生懸命読んでいたのです。何だかほんわか嬉しいですね。お父さんと息子さんの距離、より縮まったことでしょう。

この本は出版が1987年 文庫の本は1988年4刷
ずいぶん古い本ですが、カブトムシの捕まえ方、育て方など細かく、やさしく書いてあって、今でも十分に役に立ちます。カブトムシ(虫など生き物)に対するやさしさが感じられる本です。

2019年8月31日土曜日

ラグビー人形

「ラグビーワールドカップ2019日本大会」がいよいよ来月20日から始まります。
テレビなどでは、選出された選手の発表などもあり、盛り上がってきたようです。
私はラグビーは全くわかりませんし、一度も試合を見たこともありません。

ただこの前、家の中を整理していたら、ラグビーのユニフォームをきた人形が出てきました。文庫には関係ないけど、この時期にちょうどいいかと、写真をアップしてみました。

これは大昔九州出身の方に薦められて手に入れたものです。
ラグビー姿の博多人形なんて、珍しいですよね。
最初のいきさつは覚えていませんが、
慶應のユニフォームを選んだのだけは記憶にあります。

KEIOジャージーのキティちゃんのぬいぐるみ
これは大きくなった孫が「これもういいから文庫において」といって
持ってきたもの。
私が孫にプレゼントしたみたい。こっちはそれほど古くないけど
やはりいきさつわからず。

2019年8月13日火曜日

夏のお楽しみ会 その3

こわ~いおはなし


怖いはなし大好きという子と嫌だという子がいます。
ここであまり怖いはなしはするのをやめて、
「面白くてちょっとだけこわ~い?はなしをします」と言って私が話したのは
おばけ学校の三人の生徒」おはなしろうそくに出ている松岡享子さん作のおはなしです。これならこわいはなし苦手な子どもでも大丈夫、無事に話し終わりました。

終わるなり一人の子どもが前に出てきて、「校長先生・・・・」と最後のところを真似して話し始めました。お話がとっても面白かったらしく、すぐにすじを覚えてみんなの前で話しました。
「もっとはなして」という声に「メリーさんの電話」「学校の怪談」などをはなしていると、だんだん子どもたちも競って話し始めました。子どもたちは結構こわい(ような)はなしを知っていて、自分で話すのが面白かったようです。

「夏だからこわいおはなし」と安易に考えたのですが、このおはなし会で子どもたちは「おはなしをきく、おはなしをする」ということに、とっても興味をもったようでした。
おはなしの力のすばらしさを感じ、これから子どもたちがもっともっとおはなしに関心を持ってくれるといいなと思いました。

2019年8月11日日曜日

夏のお楽しみ会 その2

みんなでおかしづくりに集中。
真剣な顔して夢中です。一つのことに向かって一緒にやるのって
すばらしいね!
ブラウニーをオーブンで焼いている間に
お楽しみがはじまりました。
最初はミクロクイズ
次は私が話す「夏だから、こわ~いはなし」

みんなで作ったブラウニー
ほら!こんなにおいしそうにできあがりました。

このあとお皿に分けてみんなでいただきました。
「おいしいね~」
このお楽しみ会のためにYnちゃんが作った
飾りです。
涼しげでステキ。
このお楽しみ会は、ほとんど全部子どもたちが進めました。
計画、参加者探し、招待状づくり、配り、プログラム作り、飾りづくり。
クイズの練習、お菓子作りの予習。私はお菓子の材料を用意しただけ。
当日の進め方も全部子どもたち、なんだかみんな生き生き輝いていました。
最後はみんな前に出て感想まで言ってお開き。
「来年(あれば)またやりたいです。」「たのしかったのは、お菓子作りです。
混ぜるのはたいへんだったけど、試食おいしかった」「大変なこともあったけど、みんなと楽しめたからよかった」「おはなしが楽しかった」etc
「この会を催して本当に良かった」が私の感想。

2019年8月10日土曜日

夏のお楽しみ会 その1

夏休み中に文庫を開こうと思いつきました。
喜んで参加してくれたのが、3年生を中心にした女の子たち。
中心になって動いてくれたYnちゃんとYkちゃん
上は2人が作ったプログラム。
早速一番目立つガラス戸に貼り付けました。


プログラム

 1.はじめのことば
 2.おかしづくり   
 3.ミクロクイズ
 4.こわいはなし
 5.ししょく(できあがったおかしを食べます)
 6.かいさん

作るおかしは「ブラウニー」今回のリーダーの2人がバンビぶんこのおかしの本の中から
選びました。そしてYuちゃんがお母さんと前もって作って練習してくれました。

参加の返事があった5人それぞれに招待状を出してくれました。
ミクロクイズの準備
「これからバンビぶんこ夏のお楽しみ会をはじめます」
おかしづくりがはじまりました。
Yちゃんコンビの説明ではじまります。
みんなのエプロンにスカーフ、マスク姿がかわいい。
さあお菓子作りがどんどん進みます。

2019年7月28日日曜日

四つ葉のクローバーの魅力

ある日Mちゃんのお母さんが「渋川さんにプレゼント」と言って
手渡してくれました。
なんとそれは四つ葉のクローバー
(2019・5 代々木公園にて
とメッセージあり)
四つ葉のクローバーなんて、手にしたの(目にしたのも)何年ぶりでしょう?
Mちゃんママは探すのが上手だそうですが、私はなかなか見つけられません。
それだけにとっても嬉しいプレゼントです。
四つ葉のクローバーっていくつになっても幸せの夢をもってしまう嬉しいものですね。
手にしてみていると、乙女のような気持ちになっていました。
Kさん ありがとうございました。

2019年7月25日木曜日

今年の七夕ーー子どもたちの願いは・・・

今年の七夕ー子どもたちの願いは・・・

今年も例年どおり子どもたちと七夕飾りを作り、笹にかざりつけました。

いつもの子どもらしいかわいいコメントたくさんの中に
同じような短冊がたくさんあるのをみつけました。

「TWICEのライブチケットがあたりますように」
「TWICEのライブチケットがとれますように」



「TWICEのライブにもう1回いけますように」
「TWICEのライブにもう1回以上行けますように」
TWICEとはWikipediaによると
[TWICE(トゥワイス、트와이스)は、2015年に韓国で結成された多国籍のアイドルグループである]

文庫でよく女の子たちが何やら音楽に合わせて踊っていました。
「何やっているの?」と聞くと「トワイスだよ。知らないの?」
私はこのグループのことを全く知らずに、よく子どもたちに 笑われていました。
最近やっと韓国中心の女の子の音楽グループだとわかりました。
そして超人気グループで、後楽園ドームなどでの公演は満員でなかなかチケットが手に入らないこと、チケットも結構高額であることなどを子どもたちから聞きました。

でも何より驚いたのは、文庫にきている5年生の女の子たち全員がこのグループが大大大好きだということ、
会場で手に入れたgoodsは宝物のようです。

今、日本と韓国の関係は決していいものではありません。政府同士がいがみ合い、
隣同士の国がこれからどうなってしまうのかとても気になります。
でも子どもたちの民間レベルではとても仲良しなのです。なんかほっとしますね。
個々の国民同士が仲良くしてれば大丈夫、そんな思いがした七夕短冊でした。

2019年6月30日日曜日

文庫の子どもたちと本のはなし ②

RIちゃん(3年生)「ハムスターのすてきなお仕事」を読んで:

《この本に書いてあることが、昔の自分を今の自分に変えてくれた》


「ハムスターのすてきなお仕事」なんでも魔女商会24
あんびるやすこ著 岩崎書店 2016


 文庫に入れた本は子どもたちに紹介するために、また自分のライフワークとしてなるべく読むことをモットーとしています。(全部はなかなか読めませんが)
でも実は私はこの本(あんびるやすこさんのシリーズ本)をしっかり読んだことがありませんでした。これらのシリーズ本はいわゆる子どもに人気のある本で、気楽に読む本、流行の本として置いてあります。子どもたちにいろいろな本に接して欲しい、そして本を読むことを楽しいと感じてほしい、という軽い気持ちで入れた本です。自分で読まなくてもわかっているつもりでした。
この本を読んだRIちゃんの言葉を聞いて、遅まきながらちゃんと読んでみました。

なるほど、RIちゃんの言う意味がわかりました。

自信がなくて一歩ふみだせないでいるひと(動物)たち。いろいろ言い訳をして、結局逃げている。自信なんかなくていい、大事なのは自分の本当の気持ち。そんなことに気づかせてくれるおはなしでした。
自信がなくて、失敗を恐れて一歩踏み出せないのは大人も同じいや私そのものです。
RIちゃんがこれを読んだのは2年生だったはず、とってもしっかり者で何でもよくできる彼女でも最初の一歩は大変だったんだ、早くも気づいたIRちゃんすごい。

子どもが喜ぶカラーのかわいいイラスト満載、魔法っぽいステキな単語も満載、実際に手芸品の作り方なども出ていて、手作り好きの女の子には嬉しい本です。
ハムスター3兄弟のポンポンづくりは文庫の手作り遊びに使えそう。

いわゆる軽いと言われる本でも子どもの心を揺さぶる本がある、個人個人の本に合った年令のときにその本に接したら素晴らしいものを生み出せると、改めて本の魔力を感じました。


2019年6月29日土曜日

文庫の子どもたちと本のはなし ①

先日暑いので初めて扇風機を出した日のことです。
3年生の女の子たちが突然私に聞きました。
「渋川さんの若いころ 扇風機あった?」「もちろんあったわよ。形もあんまり変わらない。一番初めの扇風機は黒くて背の低いものだったわ」
「何がなかったの」「そうだな~ パソコンはなかったよ」(なかったものはいっぱいあるけど、今の子どもたちにわかりやすいのはパソコン関連かな?)
そこで私は「こんな本があるよ」と言って「母さんの小さかったとき」の本を出しました。

子どもたちと本をめくってみました。久しぶりにみたこの本は私にはなつかしいものばかり、遊びや家族、町での生活の様子など私の経験にぴったり、とてもあざやかに描かれているのがあらためてわかりました。
でもこの本が出版されたのは1988年、今から約30年も昔です。
「この本には、今、や保育園から、小学生、中学生ぐらいまでの子どもがいる年令のお母さんたちが、小学生だったころのことが描かれています。・・・」
著者の越智登代子さんは昭和27年生まれ、ご自分の子ども時代でしょうか?
今文庫にくる子どもたちにとっては、母さんではなく、おばあさんの小さかったときの生活を描いた絵本ですね。
子どもたちは集中̪して見ていました。
「母さんの小さかったとき」越智登代子文 ながたはるみ絵
福音館書店 1988

2019年5月18日土曜日

夢かなう青いバラ

ブルーローズ
~夢かなう青いバラ~
          YIさんが図書館司書としての仕事を再開、その記念にいただきました。
      私の大好きなこの青い色。
    「ドリカム」のメッセージつき。
   
    素晴らしい司書さんになられますことを期待し、祈っています。


2019年4月12日金曜日

お花見 (お弁当と遊び)

レジャーシートを敷くと、それぞれ自分の場所に座りました。
待ちに待った手作りごちそうを食べるときです。
これが子どもたちの手作りのごちそう!
ハンバーグと卵焼き

サラダです。ブロッコリー、ゆで卵、チーズ入り。

中が見えなくて残念。半分に切ったいちごを並べ、
泡立てた生クリームを塗ります。子どもたちの一番人気です。


自分たちで作ったお料理を青空の下、咲き始めた桜の下でみんなで食べるのはとっても楽しいものです。サンドイッチもおかずもとってもおいしかった。
ごちそうを食べた後、子どもたちはグランドにでて、かけっこや鬼ごっこに熱中。
その後シートにもどり「ハンカチ落とし」で遊びました。
これには私も参加、「ハンカチ落とし」なんて、何年ぶりに遊んだのでしょう。
今の子どもたちがこんな昔の遊びをしているのを知って、なんだか嬉しくなりました。

お花見 (柏の宮公園)

お花見のお料理の準備ができました。
さあ、いよいよ出発です。私はお花見といえば近くの善福寺川公園と思っていたのですが、子どもたちの希望で柏の宮公園に行くことになりました。
ここは桜の木はそれほど多くなく、しかもまだ満開とまでいかなかったのですが、
広々とした公園でシートを敷いてのお花見は気分が盛り上がります。

お花見 (準備しています)

バンビぶんこは3月20日と4月3日の水曜日が春休みになります。
今学期最後の日に5年生のSちゃんが「春休みも文庫に来ていい?」
そこで「それじゃあお花見に行こう」ということになりました。
お花見と言えば、桜の下で広げるお弁当、それを子どもたちに作ってもらうことにしました。
Sちゃんから注文があった食材は:食パン、レタス、チーズ、卵、ひき肉、イチゴ、プチトマト、ブロッコリー、ケチャップ、マヨネーズ、生クリーム、こしょうなど盛りだくさん。メニューはサンドイッチとハンバーグ。

当日メンバーは6人プラス私の7人、子どもたちだけでお料理作りがはじまりました。
みんなで一緒にお料理作りです


大勢で作れば楽しいね



2019年3月17日日曜日

「おじいちゃんとパン」のパンを食べました

「おじいちゃんとパン」と同じパンをにつくり、みんなで食べるイベントをしました。


この日参加したのは、5,4,2年生の女の子たち、あとからは小さい子が参加。
まず「おじいちゃんとパン」の絵本を読みました。
そしてこの中のパンと同じジャムやあんこなどをぬったり、のせたりして焼いて食べます。大きい子が多かったので、子どもたちに任せました。

一番人気は「マシマロ」

マシマロを半分に切り、パンにのせます。それをトースターで焼くと、
ほら!こんがり焦げ目で美味しそうな
マシマロパンの出来上がり、「結構甘いね」と言ったら
「大人にはね」という返事、子どもたちには甘くてとってもおいしかったようです。

「バナナ チョコ」も大人気でした。
これは焼く前の写真です。トーストするとチョコがとけて、
あたたかいバナナとトローリチョコ、
これも大人気でした。


あずきは簡単な缶詰を使いました。焼くと意外においしい。
あんこは好きじゃない子が少しいましたが、大好きな子が多く、ご覧のあずきパンが出来上がりました。

このほかバターとお砂糖も人気でした。

子どもたちみんなで手作りに大興奮、大きい子が小さい子の面倒をみて、和気あいあいとた集まりになりました。食べ物ってみんなの気持ちを一つにして、つなげてくれますね。
みんんでマシマロを半分に切っています。
みんな真剣!


トースターのまわりで焼けるのがまちどうしい。

「おじいちゃんとパン」
 絵と文 たな  パイ インターナショナル

おじいちゃんは甘いパンが大好きです。こんがり焼いた食パンに、先にバターをぬって。
たっぷりのイチゴジャムやマーマーレード!
たまにはあんこをぬって、きな粉をかけたり、マシュマロをのせたり、砂糖をかけたり。
毎日、甘いものをいっぱいぬって食べています。
いつも孫のちびすけに「しかたねえな」と言いながら、パンを分けてくれるおじいちゃん。「おじいちゃん、きょうは なにぬるの?」と、楽しみにしている、孫のちびすけは甘いパンをペロリと食べる、おじいちゃんを見るのが大好きです。
ページをめくるたびに成長していくちびすけ、変わらない2人の幸せな時間。(ちびすけの字も変わってきますよ)
時が流れ、男の子は大人の男性になりました。
大人になったちびすけの前にはぽっかりと空いた席。
もう、おじいちゃんは……

食パンを軸に描かれた、おじいちゃんと孫の、やさしくておいしいパンのお話。
とにかく出てくるパンのおいしそうなこと!写実的に描かれた色とりどりのトーストの数々です。「おじいちゃん、今日はなにぬるの?」つい聞いてみたくなるような、表紙や裏表紙も含めて、たくさんのパン! おなかペコペコ、作ってたべたくなりますよ。