2011年8月8日月曜日

輝け、文庫出身司書さんたち


6月に杉並区立中央図書館で、図書館員による「大人のためのブックトーク」がありました。テーマは「雑貨だいすき」図書館職員のSHさんの担当です。内容は盛りだくさん≪♥世界中の「かわいい」♥あの人のお気に入り♥ちいさなモノがたり♥お散歩のおともに♥雑貨屋さんに潜入♥雑貨の生まれるところ♥雑貨屋さんになるには≫ と順を追って紹介された本は90冊にもなります。雑貨おたくの若い女の子でなくても読みたくなってしまうよう本がいっぱい紹介されました。とっても楽しい一時間でした。 これらの本はすべて杉並区の図書館の蔵書です。

杉並区の図書館で「大人のためのブックトーク」は初めての試みです。この記念すべき第一回めを担当したSHさんは小学校のときバンビぶんこにかよってきていたのです。文庫のすぐ近くに住んでいて、お母様は一時文庫のお手伝いもしてくれていて、バンビぶんこの30周年記念パーティにも参加してくれました。そんなこともありSHさんのことは良く覚えていました。いつもお姉ちゃんと一緒にきていて、どちらかというとおとなしい印象をもっています。そのSHさんが司書になったと知り、ぴったりの職業を選んだととてもうれしく思いました。

文庫を長く続けているとはじめのころの利用者はもう立派な大人です。「医者になった」「弁護士になった」というはなしはきいたことがありますが、「司書になった」というのを聞いたのははじめてです。年だけは大先輩の私としてはとっても嬉しい、特にここ一年図書館の勉強をしてきて司書の大切さがわかった今は司書であるSHさんに心からのエールを送りたいです。

私の司書情報では幼いころ文庫利用者だったJちゃんが今大学で司書の勉強をしています。そして文庫の手伝いをしてくれていたJちゃんのお母さんは数年前司書の資格をとって、今地元の図書館で働いています。さらに長いこと文庫の手伝いをしてくれていたNさんは司書の資格をとる猛勉強中、朗報を待っている今日この頃です。みんながんばっています。本当に嬉しいことです。図書館の行く末も光輝いていますように。