2020年5月29日金曜日

マンホール 2 「マンホールからこんにちは」

マンホールと言えばすぐに思い出すのは「マンホールからこんにちは」(いとうひろしさく)
伊東寛作・絵 福武書店 1991
(これはベネッセ出版本の写真)
この本は何回も出版されて、出版社も変わり、表紙の絵も変わっています。
子どもたちに読み継がれているのですね。
私は以前近隣小学校でブックトークの授業をしていました。
「穴」というテーマでのブックトークのときに、必ず入れたのがこの「マンホールからこんにちは」でした。これは


【おつかいの帰り道、かどをまがると、道のまんなかにでんしん柱がたっていた。へんだな、と思ってちかづくと、それはマンホールから首だけ出したきりんだった。毎日のなにげない暮らしの中にかくれている「不思議」を人気作家が描く楽しいナンセンス・ストーリーの傑作。おつかいに行くのが楽しみになりそう】
子どもたちの空想が大きくはばたく、奇想天外、ゆかいなお話。

初めてこの本を紹介した時には、マンホールはあまり話題にもなっていませんでした。
何年前か忘れましたが、「『マンホール サミット』が始めて行われたという」新聞記事があり、それを子どもたちに紹介したことがあります。
そのうちどういうわけかマンホールが脚光を浴びるようになり、観光地として有名なもの、作家などのゆかりのもの etc etcなどたくさんの芸術品のようなマンホールが紹介されるようになりました。見ているだけで楽しくなりますね。

先月、こんな新聞記事が載りました。
「踏むと幸せ」マンホールふた
北区に登場「のらくろ」も
【「踏むと幸せ」マンホールふた】
東京新聞4月4日朝刊


キャラクターが描かれたマンホールふた







「のらくろ」が描かれたマンホールふた