2018年7月30日月曜日

高校生の二人 

二人の高校生がいます。
一人はTS君、高校2年生、もう一人はEKさんやはり高校2年生。
この2人昔文庫の利用者でした。
まずTS君のおはなしです。
TS君は高井戸に引っ越してきた小学2年生から文庫にきていました。すごく熱心に来るでもなく、でも間が空いてもまた必ずやってくるのです。あまり来なくなった高学年になったとき、小学校の図書室で会ったら「僕 図書委員やってるんです」ん ん いいね~ なんか生き生きみえました。

やがて中学、そして今高校生、ずいぶん大人っぽく、もちろん身長は大人と同じ、そしてイケメンになりました。先日道で学校帰りのS君に会って、はなしをしながら歩いていました。でも気づいたら背が高く、足も長いS君は私に合わせて超ゆっくり歩いていたのです。「S君先に行っていいよ」と言うと「じゃ」と言って先に歩いていきました。あっという間にS君の家に行く曲がり角に着きました。すると振り向いて私に会釈して曲がって行きました。やさしい子に育ったな!となんだか孫のように思ってしまいました。

そのS君は中学になってもたまに文庫に来てくれていました。
試験が終わった時はいいのですが、試験の直前だと「あっ いけね!うちに帰らないと、ばれちゃう」とあわてて帰っていきます。

そして高校生になった今、いまだに文庫を訪ねてくれるのです。
たまにですが「渋川さんの顔見に来ました」と寄ってくれます。
以前はお気に入りの「こち亀」の漫画をのんびり読んでいましたが、最近は忙しいらしくほんの短い間ですが、寄ってくれます。すごーくすごーく嬉しくなっちゃう私です。