2018年8月1日水曜日

高校生の二人  続き

二人目の高校生はEKちゃん、私立女子高校2年生。
Eちゃんは幼稚園児だった4才から文庫に通ってきていました。もちろんはじめはお母さんと一緒でした。私はEちゃんのお母さんとは何かとよくお話ししていました。

Eちゃんはまじめで良くできるお子さんというイメージでした。
あとで知ったのですが、小学校の調べる学習コンクールでは、2年、3年のとき連続で入賞したそうです。作品をみせてもらいましたが、なかなかの作品でした。レベルの高さを感じました。

Eちゃんで印象深いのはピアノです。とっても上手で5年生のときの文庫のクリスマス会で伴奏をしてくれました。練習を兼ねて文庫でキーボードを弾いてくれた時は小さい子たちが羨望の目で見ていたのを思い出します。

そのEちゃんは都内の私立中学に入学、偶然ですが、うちの孫と同じ学校、同じ学年です。
中学になってからも時々文庫に立ち寄ってくれます。意外と試験の前日とか初日にも
顔を出してくれます。勉強で忙しいのですが、家に帰ると勉強が待っている、その間のわずかな隙間ののんびり時間だそうです。

昔から本をよく読んでいたEちゃんは、今でも本を借りていってくれます。
前に本を整理していた時、「グリーン・ノウ」の5冊シリーズが借りる子がなく、場所をとっているのがわかりました。「どうしよう、良い本だけど読む子がいないし」と悩んでいた矢先にEちゃんが来て、英語の授業で原書を読み始めたと聞きました。さっそく翻訳本をみせたら借りていってくれました。処分しなくてよかったと思った瞬間でした。


自転車に重たいカバン2個つんで、制服で来てくれるEちゃん、時間があるときは着替えてゆったりと来てくれるEちゃん、私だけでなくお手伝いしてくれている文庫のおばさん(?)たちにも大人気のEちゃんです。私はついニコニコして迎えてしまいます。