2020年8月29日土曜日

保健室経由、かねやま本館。2

松素めぐり著 おとなしちあき装画、挿画
講談社 2020

早くも出版されました。「 保健室経由、かねやま本館。2」

文庫利用者のお母さん「Mさん」の講談社児童文学新人賞受賞作「保健室経由、かねやま本館。」

http://bambibunko.blogspot.com/2020/06/blog-post_23.html に続く第2巻です。


第1巻は非常に面白かったので、2巻目はどうなのと期待をもって読みました。

私の想像を飛び越して、何とお笑いの世界が広がりました。普通2巻目はちょっと?というものが多いのですが、この本は違いました。

1巻と同じ傷ついた子どもたち(中学生)の心の癒しを目指していながら、今の世間の動きが感じられ、勢いがあり、すぐに読み進んでしまいました。(筋は書きません)


この本を読んだ方の感想を載せておきます。

『最後の

ここがぼくらの_____. 

余韻があり

本を読み感動した者だけが

二人の友情 いぼむすびをわかりあい

心奥深くに響きます。 

居場所、ユートピア、未来のはじまり、信頼の証 

悩み多く傷つきやすいヤングアダルトを

時間をかけて努力し、温かい大人の真面目な

応援を信じ自分を信じ、願いが叶う最後は

感動しました。』

 

1巻目と同じ帯の言葉が、この本の紹介にぴったりなので、記しておきます。

ひとつでもあてはまる子、必読!

□ お笑いが、好き!

□ 親友をさがしている

□ 将来の夢、何にしよう?

□ 運命って、あるのかも!?

□ 湯治場って、なに?

□ 「かねやま本館」に、行ってみたい!